織姫と彦星のお話 日本版と中国版 🎋どちらも大人向け部分が…


サクラさん
織姫と彦星のお話って
ロマンチックですよね~(😻)

ハンサム 教授
ふむふむ… でもそれ
日本版での話? 
それとも中国版?

サクラさん
違いがあるんですか?(🐱)

ハンサム 教授
ええ、違いますし、
どちらにしても男と女の
ロマンスですから、
それは色々とまあ…

君ひょっとして子供向けの
しか知らないのでは?;^^💦

           



サクラさん
ドキッ(🙀)…

ハンサム 教授
そろそろ大人向けのを
聞かせてあげようか;^^💦

サクラさん
あ~それ、聞きたい
聞きたい(😻)


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というわけで、おなじみ「あらすじ」暴露
サービス第130弾((((((ノ゚⊿゚)ノ
は、みなさんご存じの七夕伝説。

これが中国から伝わったお話だという
ことはご承知のとおり。

なので、今の中国でも日本と同じお話が
語られていると思うかもしれませんが、
実は中国人が一般に知っている「牽牛
(牛郎)織女伝説」は日本の「織姫と
彦星の物語」とだいぶ違うようなんですね。
   
    

まあどちらにしましても、もともと
伝説ですから、現代の童話などと違って
子供のために作ったわけではなく、大人を
含めたみんなが驚き楽しむものとして
発生しているわけです。

ですので、現代の常識からすると子供には
聞かせたくないと思える部分もけっこう
あって、子供向けのお話だとそういう
部分をカットしたり変更したりしています。


その結果、今ではそういうちょっと
アブナイ部分は知らないまま大きく
なっている大人も多いわけですね。

今回は、日本で一般的な版と中国版とに
分けて、そのあたりっをきちんと見ておこう
というたいへんまじめな企画なのです;^^💦


そういった部分には【CHECK】印で注釈を
つけていますが、ウザいと思われる
場合は、飛ばしてください。


🎋 織姫と彦星の物語

まずは日本で普通に語られている
「織姫と彦星の物語」はだいたい
こんなストーリーですね。

織姫は天帝(天の神様)の一人娘で
神様たちの着物を織る仕事をし、
彦星は牛飼いをしていました。

天帝は織姫の結婚相手として彦星を
見つけ、引き合わせると、二人は
すぐに恋に落ち結婚しました。


ところが結婚すると、二人は仕事を
放り出して、四六時中遊ぶように
なってしまいます。

子供向けか大人向けかで
語り口に配慮のほしい
部分ですね。

四六時中、いったい何を
して遊ぶのか。

子供向けにはただたんに
「怠け者」の一点張り。

大人向けには「愛しすぎ」
…みたいな;^^💦

織姫が仕事をしないせいで神様たちは
着るものに困り、彦星のなまけのせいで
牛はやせ細り、畑も荒れ放題になって
しまったのです。

怒った天帝は広大な天の川を作り、
二人をその両側へと引き離して
しまいました。

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織姫と彦星は嘆き悲しみ、
仕事をしようにも手につきません。


見かねた天帝は年に1度、7月7日だけ
二人が会うのを許しました。

その日が来て、二人が天の川の縁に
立つと、どこからともなく沢山の
カササギの群れがやってきて、
天の川に橋をかけました。

     

こうして二人は再び会うことができ、
仕事もがんばるようになったのです。


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もう少し詳しく聞きたいという人は
こちらの動画をご覧いただければと
思います。 👇



「カササギ(鵲)」は昔、中国から
持ち込まれて住みついたといわれる
日本には少ない鳥で、大半の日本人は
七夕の時にしか思い出さないでしょう。

「百人一首」にも入っている大伴家持の
歌でもやはり「橋わたし」役で
出てくるんですね。

鵲の 渡せる橋に おく霜の
しろきを見れば 夜ぞ更けにける

       『新古今和歌集』



🎋 牽牛(牛郎)織女伝説

では次に中国で一般的な「牽牛」
または「牛郎」と織女の伝説。

東漢の応劭が著わした『風俗通』に
始まり、明の馮応京の『月令広義』を
経て一般にはこんなストーリーで
伝わっています。

牛郎は、父母に死なれてから兄夫婦に
頼って暮らす正直な働き者の若者。

ところが、兄嫁が性悪で、わずかな
やせた土地とボロい大八車、それに
一頭の老いた牛だけを与えて、
分家させてしまいました。


自活を始めた牛郎は老いた牛を
大切にして「牛の兄貴」と
呼んでいました。

牛は牛郎に嫁を世話してやろう
と思い、こう教えます。

    

「〇月〇日に七人の天女が下界に
降りてきて天の川で水浴びするから、
そのうちの一人の服を盗めばその
天女がお前の妻になる」

言われたとおりにすると
はたしてその天女(織女)が
牛郎の妻となりました。

なんと、夫婦になったそもそもの
なれそめが”下着ドロ”スレスレの
行為だったとは…

これも子供には話したく
ない部分ですよね;^^💦

そんなわけで子供向けには、
着物が風に飛ばされていたのを
拾ってあげたとか、そもそも
水浴びなどしていない天女に
出会ったのだとか、多少変形して
語られてきたわけです。

それから二人は夫婦仲もむつまじく、
三年のちには男女二人の子宝をもうけ、
仕合せな生活を送っていました。


ところが、天女の父である天帝が
娘の実情を知って怒り、王母娘娘を
つかわして織女を天に連れ戻します。

「王母娘娘」は「西王母」の
別名。

「娘娘」は普通に日本読みすれば
「じょうじょう」のはずですが、
中国読みの「ニャンニャン」の
方で通っているようで。

こうして愛妻を奪われた牛郎は
死ぬほど悲しみました。


見かねた「牛の兄貴」は、自分の角を
折って船にし、牛郎にこう教えます。

「二人の子を連れてその船に乗り、
雲をかきわけ織女のあとを追え」

        

言われたとおりにした牛郎が、
あとひと息で織女に手が届くという
ところで、非情な王母娘娘は頭から
カンザシを抜いて二人の間に線を
引きました。

空には荒波の天の川が横わたり、
牛郎と織女は河水をへだてて
見つめあうばかりでした。


その情景に感動したのが鳳凰。

    

天下のカササギを呼び集めて、
波の高い天の川にかささぎの橋を
かけ渡したので、夫婦はついに
七夕の日に会うことができました。

毎年この日には空から数えきれない
ほどの鳥の羽根が舞い落ちてきますが、
これは天下のかささぎがみな天の河に
集まって橋を造り、牛郎と織女に
渡らせるためだということです。

どうでしょう。

こういう話ははじめてだったという
人も多いかもしれませんが、中華系の
人々はだいたいこちらのストーリーで
頭に入っているようなんですね。



🎋 昔話はもともと子供向けではない

さて、これで「七夕伝説」については
日中両国にわたって、だいたいのところを
押さえたことになると思います。

もちろん調べだせばもっといろんな
ヴァージョンの物語があるはずですけど、
一般常識としてはこの程度でOKでしょう。


さて、今回の例からもおわかりのとおり、
昔話や童話のオリジナル版には、子供に
聞かせたくないような部分がけっこう
あるもの。

これには、昔はどの国でも性的なことや
残酷なことについてもっとおおらかだった…
という時代の常識の違いも関係しています。

「子どもは純潔」というような意識は
ヨーロッパ近代に発生したもので、
それ以前にはあまりなかったわけですね。

このことをとても鮮やかに
示しているのがグリム童話の
書き換え。

1812年の初版から1857年の
第五版にかけてカットされたり、
変更されたりした部分を見ていくと
とっても面白いんですよ;^^💦

そのへんはこちらの記事でも
覗いていただくことができます。

ラプンツェルのあらすじ💘グリム原作初版は何がヤバかったの?

白雪姫は怖い?💔こんなに違う原作(グリム童話)とディズニー映画

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赤ずきんのあらすじ 🐺グリム童話とペロー童話でどう違う?


それでは皆さんそれぞれ各自の
「七夕の日」に向けて、それなりの
心構えをしていきましょう。

ところで七夕祭りは全国各地に
ありますが、その最大級の
ものが仙台七夕祭りですね。

関連情報はこちらで。

仙台七夕花火祭 2017 🎋穴場スポット7選と場所取りのコツ


それではまたお会いしましょ~(*~▽~)ノ



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