大沢たかお(伊之助in花燃ゆ)と井上真央(文/松蔭の妹)が再婚!その愛は?

2015年NHK大河ドラマ『花燃ゆ』は
ご覧になってました?

その第1回に続いて第2回(1月11日)を
鑑賞しての感想と関連情報を報告
させていただきます。

スポンサーリンク





吉田松陰の妹とその二人の夫

不案内の方のために一応おさらいをして
おきますと、井上真央さん演ずるヒロインは
杉文(すぎ・ふみ。のち楫取美和子)。

吉田松陰の妹で、はじめ久坂玄瑞(東出昌大)に
嫁ぎ、その没後に、大沢たかおさんが演じる
小田村伊之助(のち群馬県令・楫取素彦)と
再婚します。


この、あまり知られて来なかった女性の
生涯を1年間かけて描こうというわけです
から、資料不足は目に見えていますよね。

そのぶん、というか、それを逆手に取ってか、
ストーリーがずいぶんメロドラマ的に創作
されているな、という第1回を見ての印象
を書かかせてもらったのが前回の記事でした。

👉 ・『花燃ゆ』の久坂玄瑞は妻(井上真央)より芸者を愛した?




大胆なメロドラマ

あきらかにフィクションと思われる部分の
うち、第1回で特に目立ったのは、まだ
子どもの文(子役は山田萌々香ちゃん)
が、それまで互いに知らなかった小田村
伊之助と松陰(伊勢谷友介さん)とを出会わせて
友情の縁結びをするという重要な役割を
果たしてしまうところでした。

第2回で驚いたのは、似たような、
というか、ストーリー展開上もっと重大かも
しれない別の役割を文(すでに井上真央さん
に交代)が果たしてしまったことです。

044278

何をしたかといいますと…じつは伊之助は、
はじめ文の姉(だから松陰の妹の一人)、
寿(ひさ。演ずるは優香さん)と結婚し、
その没後に文を娶るという運命をたどる
わけですが、この、伊之助と寿との
縁結びまでもやってしまうのです。


もう少し詳しくいいますと…この寿が、
優香さんにはちょっと可哀そうなことに、
より有利な嫁入りのことしか考えない
底の浅い女性(=`(∞)´=)のように
描かれているのですが、彼女の結構な
縁談が(松陰の脱藩騒ぎのせいで)
破談になって落ち込んでいたのですね。

松陰脱藩が1852年ですから、
このとき文は満9歳のはずですが……

(井上真央さんはさすがに9歳には
見えないからでしょう、ドラマでは年齢への
言及は避けていますけどね。)

e88ad9faa3c9140a8af0b1b3df2ed583_s

ともかくその文が、伊之助のよくいる
川辺へ手製の「節句餅」(餡入りの草餅の
ようでした)を持って行き、伊之助は餅を
うまそうに食べてから、草の葉緑素で
青くなった文の手を川の水で洗ってあげる
などの身体的接触もあり…そのあとです。

お嫁さんにしてください!
と文が叫ぶのです(叫び)。

伊之助が驚くと、
姉さんをお嫁さんにしてください!
と言い直します。

スポンサーリンク





「おまえは妹」と言われ、泣く

なあんだ┐( ̄ヘ ̄)┌ というか、
微笑ましいというか、はたまた運命的
というか、なんとも微妙な展開ですが、
さらに驚くのは、寿を知らぬ
(会ったこともない?)伊之助が
「松陰と兄弟になる」というアイディアを
たちまち気に入り、「承知した」と
笑って承諾してしまうことです。

「そうなると、おまえは妹だな」とか
爽やかな笑顔で言って、大沢さんは
呑気そうに立ち去り、真央ちゃんは
その背中を見守ります。

と、彼女の顔がたちまち崩れ、
ウエーンという子供らしい
泣き顔に変わります。

青鬼Grumpy-s

うーん、現実にはおよそありそうにない
ことですが、ともかくこの泣き顔は、
この時点ですでに伊之助への恋情が文に
あったことを示していますよね
(別の解釈もありますか?)

姉さんを」を抜かしてしまった最初の
言い間違いも、フロイト的に解釈すれば、
(無意識の)願望が出ちゃったんだ、
って話にもなるではないですか。


「義侠心(?)から恋人を姉に譲る」という
夏目漱石『それから』(1909)の主人公の
ようなことを9歳にしてやってのけちゃう
んだから、さすが大河ドラマの主役、
これは大物です。

『それから』についてはこちらを参照。

漱石 それからのあらすじ:簡単/詳しくの2段階で解説




伊之助ははたして…

ともかく、この時点で、文から伊之助への
恋情はあり、その逆はなかった、という
理解でドラマは作られているわけです。

そのあたり、実際の経緯はどんなふう
だったんでしょうね。


松蔭の醜男(ぶおとこ)ぶりの記録などから
して、文が真央ちゃんのような美女であった
可能性は小さく、最初の結婚でも、当初、
縁談を持ちかけられた男前の久坂玄瑞が
妻とするなら美しい人をと望んで
おります
」と抜かしたという話が

司馬遼太郎の『世に棲む日日』



などの小説類に出ていることは
前回の記事でも紹介しました。

この話が事実だという文献的証拠はないと
思うのですが、ただ、文との新婚生活も
つかのま、やがて京都へ出た玄瑞が、
そこで島原の芸妓とデキ、その芸妓の
生んだ子が久坂姓を継いだことは
否定のしようもありません。


このことをめぐっては、こちらをご参照ください。

京都島原 角屋のロマンス!久坂玄瑞(東出昌大in花燃ゆ)が妻より愛した芸妓とは

  IMG_20150131_0005



「玄瑞は文を愛さなかった」という見方が
むしろ支配的のようなんですね。

ドラマではたぶん、愛するんでしょうけど…;^^💦


さてそこで、それでは二人目の夫、伊之助は
はたして……という問題も浮上しないわけに
いきません。

ドラマでは愛するに決まってますが、
現実にはどうなのか。

Child-s

9歳時点でも、もし気に入っていたのなら、
寿でいいなんていわずに、文の成長を待って
もよかったようにも思えるんですけど…


まあこれはもはや確かめようもないこと
なので、各自が勝手に想像するしか
ないんですが、その「想像」に、あなたの
人生(その過去・現在・未来)が映し出される
というのは大いにありうること
ですよ~~((((((ノ゚⊿゚)ノ

ご用心、ご用心……;^^💦

スポンサーリンク




縁結びの神様?

さて、ともかくも、序盤の2回から見えて
きたのは、ざっとそんなところ
ではないでしょうか。

男を引寄せたり操ったりの女性的魅力に
富むわけではないという設定らしい
このヒロインの活躍の場は、それでは
どういった場面に用意されているのか?

その中核は、周りの人々をつなぎ合わせる
「縁結びの神様」のような役割
といったところではないでしょうかね…。

8bb29dc4aac5d079eab10450c64da7b9_s

そのような領域での天賦の才を9歳にして
早くも発揮しつつ、かつそこに涙も伴わない
わけではない、そういった人物像の提示が、
この序盤の1・2回で行われた、
と私は見たのですが、どんなものでしょう。


そのあたり、これからも
しっかり見守っていきたいですね(^-^)ノ~~

文の最初の夫、久坂玄瑞とその
京都の愛人、辰路をめぐっては
こちらの記事もご参照ください。

花燃ゆ 久坂玄瑞(東出昌大)が妻より愛した京都・島原の芸妓

花燃ゆの久坂玄瑞は妻(井上真央)より芸者を愛した?


『花燃ゆ』をめぐっては、上記のほか、
こちらの記事もご参照ください。

大河『花燃ゆ』と『るろうに剣心』をつなぐ?吉田松蔭の「狂」

2015大河ドラマ『花燃ゆ』:ヒロインの兄 吉田松陰ってどんな人


        Print


また玄瑞をとらえ込んだ魔都、
京都の奥深さを探りたいという方は
こちらの記事などもご参照あれ。

川端康成 古都のあらすじと感想◎京都”観光小説”の哀切さ

京都のお茶漬けは「帰れ」の意味?桂米朝師匠の落語に学ぼう

京都 伏見稲荷は外国人だらけ◎時間無制限の国際スポットへGO!

京都・祇園で舞妓”体験”?紗月さん、章乃さんに会えるかも

東福寺 紅葉の見ごろは?京都一の紅葉名所「通天橋」を渡ろう

京都の紅葉ライトアップ名所ランキング!幽玄美のベスト5は?

それではまた~(ニコニコ)ノ

スポンサーリンク
(Visited 36 times, 1 visits today)

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ