チョーカーをつける意味?プレゼントならどう読まれるかにご用心 | 笑いと文学的感性で起死回生を!@サイ象

チョーカーをつける意味?プレゼントならどう読まれるかにご用心

サクラさん
彼氏へのプレゼントに
チョーカーを考えてるん
ですけど…

ハンサム 教授
ゲッ叫び 彼氏にチョーク
(首締め)攻撃を?


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サクラさん
違いますよ。

首につけるアクセサリー
でネックレスより
ぴっちりした
首輪みたいな…




ハンサム 教授
やっぱり首を絞めるん
じゃないですか(ドクロ)

首輪は御免ですよ、
犬じゃないんですから。

  

拘束されたくない
ですね。

サクラさん
いや、先生につけて
ほしいなんて思って
ませんよ。

彼なら似合うし、私も
彼から贈られたら嬉しい
と思うんです~~(😻)

ハンサム 教授
ほほ~… なんだか私も
つけたくなってきた
ではないですか;^^💦

サクラさん
やめてください(😹)



そこで本日のテーマは、チョーカー!

…ばかりでなく、ネックレス、ペンダント
など首に巻くタイプのアクセサリーが
含む(かもしれない)意味について
調べておきたいと思います。


自分ではタダのオシャレだとしか
思っていなくても、見る人がそこに
何らかの意味を読んでいるという
場合は多々ありますよね。
(そのいい例がタトゥー🐍)
   
      

だからこれを人にプレゼントするとなれば、
自分では思いもかけない意味を相手が
読むことで不幸なハプニングが…
ということもないとは言い切れません。


しかもそれがチョーカー(英語はchoker)
ともなればもともと”チョークする
(choke:窒息させる)もの”という語源。

アブナイことはたしかですね。

そんなわけですから、ここはちょっとでも
勉強してからにしておいた方が安全。

というわけで以下のような内容で参ります。


1.チョーカーへの抵抗感はどこから?

ズバリ、結論から!

今の世の中、若者がファッションアイテム
としてチョーカーをつけているから
といって、変に思われたりすることは
まずないでしょう。
(老人は別かもしれませんが:^^💦)

ただ、それをプレゼントするとなると
話は別で、贈られた人が喜んでくれるか
どうかは微妙かもしれません。

   

喜んでもらえないとか、受け取っても
身に着けてくれないとかの不幸な事態が
発生するとしたら、その要因としては
以下の3点が考えられると思います。
  1. 首をタイトに締める感じへの抵抗感
  2. 体を縛る形のアクセサリー
    全般にある拘束/束縛される感じ
  3. 流行の発生源になったパンク・
    ファッション
    への連想

このうちについては、実際に着けて
もらうなどしてみて、それでもダメなら
あきらめるしかないでしょうね。

でもについては、そういう
感覚が出てくることの歴史的背景などに
ついて少しでも知っておけば、不幸な
結果を防ぐこともできるでしょうし、
より好適な商品が選べるかもしれません。

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2.チョーカーの歴史:
エジプトからヨーロッパへ

「首輪は御免ですよ、犬じゃないん
ですから」というのがハンサム教授の
最初のリアクションでしたね。

これ、まさに上記拘束/束縛される感じ
訴えているわけですが、こういう感覚が
どこから来ているかといえば、首に着ける
輪っかは元来、犬などの家畜か、あるいは
人間でも奴隷や囚人が着けさせられるもの…
というネガティブなイメージなのでは?

     


でも、古代エジプトやメソポタミアの
時代まで歴史をさかのぼりますと、
装身具(アクセサリー)としてのチョーカーに
拘束/束縛の意味合いはまったく
なかったのです。

そのことは、エジプトの遺跡から発掘
されている、女性ミイラに添えられた
肖像画を一目見れば明白。

ミイラにされるのは、もちろん王族など
高貴な人だけです。

金やラピスラズリ(瑠璃)など貴重な
材質をちりばめて華麗に仕上げられた
チョーカーが拘束/束縛どころか、
むしろ高貴さを引き立てていることは、
この画像からもよく伝わりますよね。

    
    画像はWikipedia:ミイラ肖像画から


このチョーカー、ヨーロッパではオリエント
遺跡調査が進展した19世紀から、主に
女性用のアクセサリーとして流行して
いきました。

たとえば世紀末にもてはやされた
オーストリアの画家、グスタフ・クリムトが
さかんに描いた装飾的な美女も多くは
チョーカーをつけています。




同じころの同国の作家、レーオポルト・
フォン・ザッハー=マゾッホ(マゾヒズムの
元祖)の代表作『毛皮を着たヴィーナス』の
和訳の表紙を飾る美女などもその一人。
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3.パンク・ロックがチョーカーの意味を変えた

このようなチョーカーの意味・イメージを
大きく変えてしまったのが、1970年代
イギリスのパンク・ロック。

セックス・ピストルズなど反体制的な
政治色も打ちだした過激で猥雑なロック・
グループの度肝を抜く服装が、たちまち
若者のファッションとして世界に広がって
いきました。

   

これがパンク・ファッションで、引き裂いた
Tシャツやジーンズ、スカル(ドクロ)モチーフと
ともに、この世界を代表するアクセサリーが
鋲のついた首輪すなわちスタッド(スパイク)
チョーカーです。

首輪が連想させる飼い犬のイメージを
逆手に取り、これを尖ったスタッド(鋲)の
凶暴性と結合させることで、既存社会の
ルールへの不満や破壊のメッセージを
絶叫していたのですね。


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つまりチョーカーは、このような1970年代
以降のパンク・ファッションに不可欠の
アイテムでもあったわけで、その反逆的
なイメージはゴシック(ゴス)ファッション
と融合しつつある現在もなお生き延びて
います。

そうであれば、”パンク”や”ゴス”のもつ
なんとなく反社会的な雰囲気になじめない
人が、チョーカー全般に抵抗感を感じる
ことがあっても不思議ではありません。

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つまり冒頭に挙げた「チョーカーへの
抵抗感」の3要因の第3、「パンク・
ファッション
への連想」がこれですね。

では次に、第2の要因すなわち「体を縛る
形のアクセサリー全般にある拘束/束縛
される感じ
」について考えてみましょう。

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4.首/体を縛る装身具の悪い(?)意味

チョーカーやネックレスなどの首輪類は
特にそうですが、そのほか指輪、腕輪
(ブレスレット)など、体のどこかに巻いて
縛る形になるアクセサリーが、なんらかの
意味をもちやすいことはたしかでしょう。

要するにそれらは相手を縛るものですから、
プレゼントすれば「あなたを縛りたい」と
言っていると受け取られる可能性がある
ということですね。

そう言われて喜ぶ相手なら結構👌。

でもそうでなければ「とんでもない!」叫び
という話になりかねません。

     

あなたのことが嫌いでなく、むしろ
付き合いたいとか、あるいは(すでに付き
合っていて)大事に思ってくれている人でも、
拘束/束縛されることを嫌うタイプの人だと
この種のプレゼントには引いてしまう
かもしれないということですね。

体に付着させるものという意味では
ブレスレットアンクレット
バングルなどはもちろん、香水にも、
またベルトにもそういう意味を
読んでしまう人がいるんですよ。

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ベルトに関しては「Yahoo!知恵袋」に
こんな投稿がありました。

彼氏にプレゼントしたけど「大不評
でした」というのですね。

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デザインや質にこだわりたく、
時間をかけて吟味して選びました。

もちろん彼の好みも
リサーチ済みです。

そのおかげで、とてもいいベルトが
買えたと思っています。

そして、自信満々で渡したのですが
彼は気に入らなかった様子…。

何が気に入らないのかと聞いた
ところ、ベルトをプレゼントする
ことは悪い意味がある
から
よくないと言われました。

(引用元: Yahoo!知恵袋

      

投稿者の彼女「なんだかとてもがっかり」
して彼との仲も険悪になっちゃったとか。

ところが、いくつか届いている回答を
見わたしても、ベルトをプレゼントする
ことの「悪い意味」について、納得のいく
説明をしたものは一つもありません。


私が代わって回答させてもらうなら、
この彼氏の頭にあるのも、つまりは
縛られるのは御免」。

これ以外には考えられません。
👉ベルトのほか、体の一部に巻き
つける形になる服飾品では、
悪い意味に取られる可能性に
注意しておくにこしたことは
ありません。

詳しくはこちらで。

プレゼントでベルトは危ない?悪い意味があるってホント?

バングルをプレゼントする意味とは?ブレスレットより怖い場合も?

アンクレットをプレゼントする意味?粋なおしゃれ…でも怖い歴史も
     
            


縛るのがよくないのだとすれば、
ネクタイやマフラー類は、
縛る部分がまさに首でもあり、
もっと悪いということに
なるのでしょうか?

この問題については
こちらをご参照ください。

マフラーをプレゼントする意味 💝”首ったけ”と思う人もいる?
 
      


5.”貴人”のチョーカーを自作しよう

さて、以上のような次第で、チョーカーを
プレゼントして喜ばれるか引かれるかは、
要するにすべて、受け取る側の意識の問題。

なのでそこは、あらかじめご当人がどう
思っているか探りを入れてみるなりして、
意識を確かめておくのが無難でしょう。


贈る相手が喜んでくれそうなら、
このプレゼントになんの問題も
ありません。

ありきたりの物を買うより、いっそ
手作りしてあげれば、もっと喜んで
もらえるかもしれませんよ。


たとえばミイラ肖像画の”貴人”が
つけていたもののような高貴な
チョーカーの自作に挑んでみては?

やってみようと思った人は、こちらの
動画を参考にしてください。👇



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まとめ

さて、おわかりですか?

ちょっとアブナいプレゼントのようにも
見えるチョーカーですが、上に見て
きましたとおり、要は受け取る側の
意識の問題。

これをしっかり見定めた上で、気に入って
もらえそうなものを選び(あるいは自作し)、
しっかりプレゼントいたしましょう!


ん? 誤解されたくないから今回は
チョーカーはやめておこうと思うけど、
それなら何を贈ればいいのかわからない?…
👉当ブログではプレゼントの
品目について、そのほかにも
いろいろと研究しています。

選択に迷った場合は以下の記事の
どれかを参考にしてください。

プレゼントの意味の読み方・読ませ方! アクセサリーは?etc.

時計をプレゼントする意味は?⌚怖~い結果を招く場合も?

      

手袋をプレゼントする意味?👋決闘か信頼か、それとも”母”心か

靴下のプレゼントに意味あり?[女性から男性に…👣]は危ない?

読まれてしまうかもしれない意味
よ~くご検討の上、好適な品物を選んで
贈りましょう。

それでは、成功を祈りますよォ~(ニコニコ)

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