森鴎外 高瀬舟のあらすじを簡単に紹介

 


やあやあサイ象です。

「感想文の書き方」シリーズもはや
第26回を数え、
「あらすじ」暴露サービスも第3弾。

今回は森鴎外『高瀬舟』(1916)で参ります。




👉 動画でストーリーを

もちろん全文を読んでもらうのが
一番ですが、そんな時間がないとか、
字がむずかしいとかいう人のために、
内緒で「あらすじ」を教えちゃおう
というわけです(ニコニコ)。

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え? その「あらすじ」も
字が多くて読む気にならん?

ハイ、結構ですよ。

とりあえず、この動画をご覧ください。
(これも字は難しい
〔旧字使用〕ですけどね)




どうです?

もうストーリーはわかりましたよね(^^)у



👉 「高瀬舟」とはどういう舟?

以下でこれをもう少し読みやすい文章の
「あらすじ」にしますが、
その前に、そもそも「高瀬舟」とは何か
という解説をしておきます。

「高瀬舟は京都の高瀬川を上下する
小舟である」と作品冒頭にある通り
なんですが、でももともとは「高瀬川」
だけのものではなかったんですね。

【高瀬舟】河川や浅海を航行する
ための木造船で、室町時代末期頃の
岡山県の主要河川(吉井川、高梁川、
旭川等)で使用され始め、江戸時代に
日本各地に普及、昭和初期まで
使用されたもの。

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物資の輸送を主な目的として帆走または
馬や人間が曳いて運行されていた。

京都に現存する「高瀬川」は、高瀬舟が
運航することにちなんで名付けたもの。

なので、岡山の「高瀬舟羊羹」
(岡山県真庭市〔旧落合町〕特産)を見て、
あ、京都のパクリだ(=`(∞)´=)とか
思わないようにしてくださいね。


で、ともかくこの「高瀬舟」が、
江戸時代の京都では罪人を島流しにする
場合にも使われていたんです。

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👉 簡単なあらすじ

ハイ、お待たせしました。
それでは「あらすじ」です(;^_^A

寛政(1789年-1800年)のころ、
京都の町奉行所の同心(役人)、
庄兵衛は、弟殺しの罪人、30歳程度の
喜助を高瀬舟で罪人を護送するが、
楽しそうな喜助の顔を不審に思い、
「喜助。お前何を思っているのか」
と声を掛ける。


喜助は以下のように語る。

喜助と弟は幼いころに両親を流行病で
亡くし、その後、助け合って生きて
きたが、2人で西陣の織場で働いていた
とき、弟が病で動けなくなった。

ある日、喜助が仕事から戻ると、
弟がのどに剃刀を突き刺した状態で、
血だらけになっている(叫び)。

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「早く死んで少しでも兄貴に楽が
させたいと思」って自分で切ろうとした
のだといい、剃刀を抜けば死ねるから
抜いてくれと頼む。

医者を呼びに行こうとしたものの、
「医者がなんになる、ああ苦しい、
早く抜いてくれ、頼む」と言われ、
喜助は弟ののどから剃刀を抜く。

ちょうどそのとき、       110218
近所のおばあさんが入ってきて、
「あっ」と言って表へ出て行った。


今、喜助が楽しそうなのは、
罪人になったとはいえ「これまでの
苦しい生活に比べれば、身も食事も
保証される島流しのほうが楽だ」からだ
と知った庄兵衛は、俸給が右から左へ流れ、
生活費が足りなくなると妻の実家の
支援で補っている自分の現状を思う。

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喜助をいつのまにか「喜助さん」と
呼び、彼の行為をはたして
「人殺し」と呼ぶべきか疑問に思う。

が、自分では判断できないので、
奉行の判断を受け入れようとは思うが、
どこか腑ふに落ちないものがあり、
「なんだかお奉行様に聞いて
見たくてならなかった」。



👉 あなたならどうする?

さあ、これで書けますよね、
感想文の一つや二つ。

え? どこをどう突っ込んで
書いたらいいかわからない?(;^_^A


それでは、ちょっとだけヒントを
出しますが、『高瀬舟』の突っ込み
どころは2つある、というふうに
昔からいわれています。

すなわち「知足」(足るを知る)の
倫理観と、それからズバリ、
「安楽〇」の問題。
(〇に入る字は不吉なので、一応
避けています。英語のdeath〔ドクロ〕に
当たります。)


後者の問題でなんとか書いて見たい
という人は、こちらの記事を参考に
してもらえればと思います。
森鴎外 高瀬舟:感想文の安楽…な書き方

あるいは鴎外という作家について
もっと知りたい場合は、こちらもどうぞ。

森鴎外 舞姫のあらすじ:「簡単/詳しい」の2段階+動画で解説
森鴎外 舞姫でレポート・感想文:若き漱石・子規の反応は?

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◆森鴎外の本:ラインナップ◆


ん? 書けそうなテーマは
浮かんできたけど、具体的に
どう進めていいかわからない( ̄ヘ ̄)?

そういう人は、「感想文の書き方
《虎の巻》」を開陳している記事の
どれかを見てくださいね。

当ブログでは、鴎外のみならず
日本と世界の種々の文学作品について、
「あらすじ」や「感想文」関連の
お助け記事をたくさん書いていますので、
参考になりそうなものを、こちらの
リストから探してみてください。

「あらすじ」記事一覧

≪感想文の書き方≫具体例一覧

ともかく頑張ってやりぬきましょー~~(^O^)/

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