英語リスニングが上達しない!? 意外な《理屈》で壁を突破だ!

 


やあやあサイ象です。

いろんなことを経験して、
いい加減くたびれてきたオヤジですが、
英語の教師をしていたこともあります。

やってた間は、教えることそのものにかけては有能だった
(というのは、そのほかのいろんな面でダメだった、
というか不適応で、やめてしまったからですが)
生徒さんの潜在能力を引き出すこと
(これが”education”〔教育〕の本来の意味ですよね)
には成功していたという自負があります。

ですので、もし英語
とくにリスニングにお悩みでしたら、
ここはひとつ騙されたと思って
(いや、思わなくていいですが)、
私がこれから開陳する「虎の巻」に耳を貸してみてください。

 

Ψ 「聞き取れない!」を克服するには

「話す、聞く、読む、書く」
という外国語習得の4つのスキルのうち、
「聞く」すなわちリスニングがいちばん苦手だ、
という人がけっこう多いですよね。

会話学校に通っている社会人や大学生でも、
受験を目指す中高生でも、
この点は同じですね。

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で、それを克服しようと、
先生に聞いたり、参考書やネットで調べたりすると、
帰ってくる答えはたいてい、
以下の2つのグループのどちらかに入るものですね。

A.「習うより慣れろ」

すなわちラジオでも映画でも録音教材でも
とにかく「浴びるほど聞け」というもの。

その極致が「聞き流すだけ」とか、
さらには「眠りながら覚える」といった、
いささか眉唾ものの教材ですね。
(眠ってて覚えられたら苦労しないっちゅーんじゃ!)

B.「基礎を学び直せ」

つまり単語の発音を間違って覚えてたら
聞き取れるわけがない。

文法がわかってないために文意がとれなければ、
音がキャッチできてもチンプンカンプンだ。

そんな状態で「浴びるほど聞」いても
進歩するわけがない。

だからちゃんと教科書と辞書で学び直せ、
そして独習の場合もきちんと音読せよ、と。

A,Bともたしかにごもっともです。

ですから、まずは自分の弱さがどこにあるかを見極めたうえで、
この2つの学習法を、自分に適した振り分け方で
(5:5とか、8:2とか)
両方ともやっていくのがベストでしょうね。

え? そういうふうにやって来たんだけど、
やっぱりダメ? ぜんぜん伸びない?

さて、サイ象の「虎の巻」は
実はそのような人のためにこそ用意されているのです。

 

Ψ 「強弱のリズム」に耳を傾けよう

それはA,Bの2つの方法を並立させるのでなく、
その「中道」を探るというか、
あるいは一挙に総合するともいえる方法です。

つまり、大きく出ると、
そもそも日本人に英語が聞き取りにくいのは、
その音韻と強勢の法則が日本語とかけ離れていることが大きな要因です。

どう違うかというと、英語を特徴づける「強弱のリズム」というものが
日本語にはまったくありませんよね。
(ロックやラップなど、リズムの強い英語圏発祥の音楽に
日本語が乗りにくいことを考えてください)

なので、日本語だけ話してきた人は
その流れについて行きにくいのです。

で、これもたしかに「習うより慣れろ」で、
スイスイと乗ってしまえる人もいて、
そういう人にはなんでもないわけですが、
なかなかそうは行かない人も多いわけですね。


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そこで、

Cさんは私より頭悪そうだし、英語の成績もはるかに下なのに、
なんであんなになんでも聞き取れちゃうんだろ?
私って、生まれつき言語感覚に劣っているのかなあ?

なんて悩みも発生するわけよね。

でも、大丈夫です。
そういう人はきっと感覚派でなく理論派。
理屈には強いはずですから、理屈で押しましょう。

次に述べる《理屈》を体得すればリスニング能力は
格段に違ってきます。

 

Ψ 「内容語」「機能語」の区別を知ろう

ネイティブの英語を聞いていると、
発音される語句の「強」差がたしかにすさまじい。

そして、聞き取れなくて困るのはそのの部分であることが多い。

の部分に比してあまりに声が小さくなり、
ふにゃふにゃっと発音してくれちゃうもんだから、
何を言ったのかわからない、というわけです。

で、私が伝授したいのは、この困難に対抗するための
ある《理屈》です。

それは実は簡単なことで
(なので先刻ご承知の方もいらっしゃるでしょうが)、
の交替は、決してメチャクチャになされているわけではなく、
ある法則に則っているのだから、
その法則を理解すればリスニングの要領がつかめる、
そうなれば言葉の意味は入って来やすい、
ということです。

ではその法則とは何かといえば、
「内容語」は強く、「機能語」弱く発音される
という原則(あくまで原則だから、場合によって例外は発生する)ということになります。

で、さらにその「内容語」「機能語」とはなんのことかと問うなら、
「内容語」
=それ自体に意味・内容をもつ言葉。
品詞でいえば名詞、動詞、形容詞、副詞の4つ。
「機能語」
=それ自体に意味・内容はなく上記の「内容語」たちを互いに関係づける言葉。
品詞でいえば冠詞、前置詞、接続詞など。
笶€【注意点】代名詞関係代名詞を含む)、関係副詞、助動詞もこちら。
ということです。

これを頭に置くこと。

そして一人で音読する際にも、
この法則にしたがってのリズム」をつけること。

これだけで、あなたのリスニング能力は
格段に違ってくるはずですし、
あわせてリーディング、スピーキングの力も向上するはずなのです。

 

Ψ オードリーの英語を聴く

え? やっぱりよくわからん?
それじゃ、論より証拠、
実際の英語を聴いてみましょう。

名画『ローマの休日』のエンディング近く、
王女(オードリー・ヘプバーン)の記者会見の場面です。

どうでしょう。どの程度聞き取れましたか?

このなかで、王女の最初のセリフは”Thank you”、
これはわかりましたよね。

2つ目はどうでしょう。

“I am in favor of any measure which would lead to
closer cooperation in Europe”

と言っているわけですが、このうち「内容語」に色を付けると、こうなります。

“I am in favor of any measure which would lead to
closer cooperation in Europe

聴き直してみると、 赤字部分は強く(高く)発音され、
黒字部分は弱く(低く)なっていることがわかると思います。

英語のあの素敵なリズムは
(え? 素敵じゃない? まあまあ、それはおいときましょ。ケンカになるから)
言葉たちのこの「強弱」差(高低を伴う)が生み出すものだったんですね。

そしてここで注意してほしいのは、
which(関係代名詞)や would(助動詞)のような
構文上重要と思われる語もまた「弱く(低く)」発音されるという点で
決して法則を外れることはない、ということです。
(もし強く発音されれば、それは例外的なことなので、逆に、
その語が文脈上重要と意識されていると推し量るヒントになりますよね)

だから「強い語」と「強い語」との谷間に出る
この種の「重要なのに弱い語」に耳を研ぎ澄ます必要があるんですね。

このことが念頭にあるかないかで、
耳からの理解度はずいぶん違ってくるはずです。

Blackboards-Girl-s

どうでしょう。わかってもらえましたか?

リスニングは私自身にとっても、長年の悩みの種でした。
なので、以上のノウハウはわが労苦の結晶ともいえます。

ぜひ、騙されたと思って
(いや、思わなくていいですが)
実践してみてください。

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