サクラさん
ネイティブの発音で
“can“と言ったのか
“can’t“と言ったのか
分からないことが
よくあるんです(😿)
“can“と言ったのか
“can’t“と言ったのか
分からないことが
よくあるんです(😿)
ハンサム 教授
それは困りますよね。
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サクラさん
意味は正反対だから、
とんでもない誤解をして
しまう場合も…。



もっとちゃんと発音して
くださいよ…(😼)
とんでもない誤解をして
しまう場合も…。


もっとちゃんと発音して
くださいよ…(😼)
ハンサム 教授
そう言われても;^^💦
ネイティブの間で誤解が
起こることはまずあり
ませんからねえ…
ネイティブの間で誤解が
起こることはまずあり
ませんからねえ…
サクラさん
どうして分かるのかしら?
ハンサム 教授
ふむ。今日はそこを
解析してみましょうか。
解析してみましょうか。
というわけで本日は、英語のリスニングで
けっこう多くの人がつまづいている
“can“と”can’t“など、いわゆる短縮形の
聞き分けに強くなっていただきます。
といってもシゴキではありません。
むしろ理屈で納得のいくように
説明していきますよ~。
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👂 今の”can”?それとも”can’t”?
「いま”can”つったの?それとも”can’t”?」なんて聞き返したりすることは、実は
アメリカ人同士の間でも全然ないわけでは
ありません。
──それ困るじゃないですか。
180°意味が逆になっちゃうような場合に、
なんでこう曖昧な発音しちゃうんですか?
──困りますよよね、実際。
まあ、とりあえずこの動画でアメリカ人の
いうところを聴いてみてください。
👂 ネイティブが意識しない《理屈》
──どう? わかったかな?──うーん、だいぶ違いが見えてきましたけど、
《理屈》としては、今ひとつクリアに
なりませんね。
あんまり耳のよくない人間は、けっきょく
前後の文脈や相手の様子で判断する
しかないってことになんでしょうか?


──まあそう絶望することもありませんよ。
ネイティブ・スピーカーにとってその
言語の《理屈》はもう幼児期から身に
ついているものなんで、それを取り出して
説明することはとてもむずかしいんです。
これに対して、ぜんぜん文法構造の違う
日本語で育った日本人は、英語のこの
《理屈》を文字通りリクツとして理解して
きていますから、説明もむしろ上手かも
しれない。
そこで、以前に説明した「内容語と
機能語の区別」の話を思いだして
ほしいんですけど、覚えていますか。
──ええ。こういうレッスンでした。
👇
内容語
それ自体に意味・内容をもつ言葉。
品詞でいえば
名詞、動詞、
形容詞、副詞の4つ。
それ自体に意味・内容をもつ言葉。
品詞でいえば
名詞、動詞、
形容詞、副詞の4つ。
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機能語
それ自体に意味・内容はなく
上記の「内容語」を互いに関係づける
品詞でいえば冠詞、前置詞、接続詞など。
それから代名詞(関係代名詞を含む)、
関係副詞、助動詞、冠詞、前置詞、
接続詞もこちら。
👉詳しい説明はこちらでそれ自体に意味・内容はなく
上記の「内容語」を互いに関係づける
品詞でいえば冠詞、前置詞、接続詞など。
それから代名詞(関係代名詞を含む)、
関係副詞、助動詞、冠詞、前置詞、
接続詞もこちら。
ご覧になれます。
・英語リスニングが上達しない!? 意外な《理屈》で壁を突破だ!
・英語リスニングのコツは”精聴”!『ローマの休日』の一場面から


──さて動画のアメリカ人は、たとえば
“I can speak English”という英語で
特に”can”を強く言う理由のない場合は
“c(a)n“、つまり母音を落として、ほとんど
子音だけで発音してる……
というように言っていますね。
まずこれを押さえましょう。
文法的には”can”は助動詞すなわち
機能語だから弱く発音される、
という《理屈》に則っています。
―はい、それはわかります。
でも”can’t”の方は?
こちらは母音が落ちるようなことはない。
ので、特に強調する場合じゃなくても
つねにある程度強く発音されるって
ことですよね。
助動詞なのに、なんでやねん?!


──ハッハハ、そこですよ;^^💦
そもそも”can’t”ってなんの短縮?
──”can”+”not”に決まってます。
──”not”の品詞は?
──えーと、副詞?
あッ、そうか。副詞は内容語だから強く
発音される、それを含む”can’t”も
またしかり、ってこと?
──Exactly(その通り)!
ほら、私のいう《理屈》にちゃんと
かなってるでしょ?
ネイティブにとっては意識に上らない
深いレベルの《理屈》なんだね。
だから、彼らには考える必要のないこと
だけど、ノンネイティブはこれを意識する
ことで強くなれる、そういう《理屈》。
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👂 「間」を聴き取れ
──ふーむ。一応わかりましたけど、でも今の説明は通常の”can”、つまり特に
強く言われなくて”c(a)n“になっちゃう
場合を言ってますよね。
これなら誰も”can’t”と聞き間違えたり
しないんです。
問題は強調される場合の”can”の方では?


──そうですね。
「しゃべれる」ってことをはっきり
させたい場合の”I can speak English”とかね。
これは実際、”I can’t speak English”と
おんなじように聞こえちゃう場合が多い。
──でしょ~? 動画のアメリカ人も
いろいろ言ってましたけど、やっぱり
微妙で聞き分けにくいんですよね。
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──OK。ここでもう一つの鍵、
「間」の登場です。
つまり”can’t”の”t”がほとんど聞こえない
といっても、それは聞く側の話であって、
話してる本人は言ってるつもりなんです。
つまり口はそういう動きをしてる。
ってことは、それだけ時間をとって
るんで、次の単語が出るまでに、
わずかでも「間」があるんですよ。


──はは~(🙀)
──そう、今あいた君の口のように。
対する”can”の方はそういう「間」はない。
だから、そこで区別できるんです。
発音の微妙な違いよりか、この「間」を
聞き取ろうとした方が早道だと思い
ますよ、すくなくとも日本人に
とっては。
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👂 まとめ
おわかりいただけましたか?まだよくわからないという人は「内容語と
機能語の区別」を説明した上記の表を
よく見直し、強弱の法則と「間」に
ついて考え方を頭に入れるように
してください。
ただ《理屈》だけわかっても、実践の
ばを踏まないと、やはり使い物には
なりません。
各種の録音を利用してネイティブの
発音を体感していく必要もありますね。


👉それも自分に興味のない話を
聞かされるよりは、関心の
あるものに聴き入るように
した方が効果もあがります。
こちらの記事では興味深い
動画でネイティブの英語が
お聴きいただけます。
ぜひご覧ください。👇
・オードリーヘップバーン映画!👂動画で英語リスニングの特訓だ!


どうです、頭に入りましたか?
ぜひ、騙されたと思って
(いや、思わなくていいですが)
実践してみてください。(^-^)ノ~~
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