サクラさん
英語の点数はいい方なん
ですが、リスニングだけ
全然ダメなんです。

ひょっとしてこれ、
病気でしょうか(😿)

ハンサム 教授
いやいや、日本語は
しっかり聞き取れてるん
ですから、病気ってこと
はないでしょう;^^💦


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サクラさん
ではなぜ人並みに聞き
取れないんでしょうか?

ハンサム 教授
リスニングができない
原因は大きく分けて
3つ。

君の場合は英語の読解も
文法もそこそこに出来る
人ですから、原因は多分
3つ目のアレですよ。





サクラさん
ほほ~(🙀) で、その
アレとは?

これは聞かずにいられ
ません(😻)。ぜひぜひ
今すぐ教えてください!


というわけで、本日のレッスンは英語の
リスニングに苦しんでいる人のための
苦手克服法。

まず必要なのは原因究明。

なぜ聞き取れないのかは人によって
違いますので、自分の場合はどういう
理由によるのかを突き止めるところから
始めましょう。
 

聞き取れないことの3大原因

ズバリ結論から。

受験英語でも社会人の会話でも同じ
ことですが、読み書きなどほかのことは
できるのにリスニングだけ苦しんでいる
という場合、その原因としては以下の
3つの要素が考えられます。

  1. 単語の正しい(ネイティヴ流の)
    頭に入っていない
  2. 単語の(その場・文脈での)意味
    理解できない
  3. ネイティヴの話す英語のリズム
    身についていない

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おわかりですね。

教室で日本人の先生や生徒の発音する英語に
ばかり聞いていると、各単語をネイティヴ・
スピーカー(英語を母語とする人)が実際に
どう発音するのか
が全然わかってない…
という場合があります。

今の学校ではネイティヴの先生の導入で
この点がだいぶ改善されてきていますが、
それでも、まだ、まだ…

これが上記の原因。

    Blackboards-Girl-s


これに対して、第の原因は発音された
単語の意味がその場で理解できていない
という場合。

これには、そもそもその単語を知らない
という場合もあり、また知っていたはず
なのに前後のつながりでその単語だと
認知できなかったというような場合も
あります。


さて、上記ともかなり
しっかり対応できているはずなのに、
それでも苦しむという人に多いのが
つまり日本語とはまったく違う(というか
ほとんど対照的な)英語特有のリズムに
乗れない
ために聞き切れないという場合。

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どう克服するか⦅意味・音⦆

上記についての克服法はといえば、
すでに教られてきていることとは思い
ますが、きちんとできていないせいで
聞き取れないという可能性もあります
ので、おさらいしておきましょう。

以下のことができていない人は、
しっかりイチからやり直してください。

  1. 未知の単語に出会ったら、
    辞書で意味を調べるばかりでなく、
    発音記号も見て確認・ノートする
  2. ネイティヴとの会話や録音を聴く
    機会を積極的に作り、単語の
    実際のに耳を馴らす

つまりある単語について全く違う発音で
覚えていたら、聞き取れないのは当たり前
ですが、発音記号がしっかり頭に入って
いても、実際のネイティヴの発音を聞くと
ずいぶん違うと思える場合があります。

    

ごく基本的な例を挙げると”people”の
発音記号は[pi:pl]という風になって
いて、カタカナ表記すれば「ピープル」
ですが、実際にはそんな風ではなく
「ピーポー」のように聞こえますよね。

これはもちろん、ネイティヴたちが発音
記号に背いているというわけではなく、
[p]などの子音の後に[l]が来る場合は
どうしても口の形がに[o]に近い状態に
なってしまうという現象によるのです。


まあ、そんなわけで、こういうことは
「習うより慣れろ」、たくさん聞き、
かつ頭を柔軟に働かせて覚えていくしか
ありません。

さて、についてはよく勉強してきて、
かなりのレヴェルまで伸びてきている人が
それでも突き当たってしまう最大の壁が
、すなわち英語特有のリズムに乗れない
というハードルなのですね。

さあ、これをどうするか。

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《強弱のリズム》に耳を傾けよう

ここで大きく出ますと、そもそも日本人に
英語が聞き取りにくいのは、その音韻と
強勢の法則が日本語とかけ離れている
ことが大きな要因です。

どう違うかというと、英語を特徴づける
のリズムというものが日本語には
まったくありませんよね。

(ロックやラップなど、リズムの強い
英語圏発祥の音楽に日本語が乗り
にくいことを考えてください)

      


なので、日本語だけ話してきた人は
その流れについて行きにくいのです。

で、これもたしかに「習うより慣れろ」で、
スイスイと乗ってしまえる人もいて、
そういう人にはなんでもないわけですが、
なかなかそうは行かない人も
多いわけですね。


そこで…

Cさんは私より頭悪そうだし、英語の
成績もはるかに下なのに、なんで
あんなになんでも聞き取れちゃうんだろ?

私って、生まれつき言語感覚に
劣っているのかなあ?

なんて悩みも発生するわけ。

    


でも、大丈夫です。
そういう人はきっと感覚派でなく理論派。

理屈には強いはずですから、
理屈で押しましょう。

次に述べる《理屈》を体得すれば
リスニング能力は格段に違ってきます。

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「内容語/機能語」の区別を知ろう

ネイティブの英語を聞いていると、
発音される語句の差がたしかに
すさまじい。

そして、聞き取れなくて困るのは
そのの部分であることが多い。

の部分に比してあまりに声が
小さくなり、ふにゃふにゃっと発音して
くれちゃうもんだから、何を言ったのか
わからない…というわけです。

で、私が伝授したいのは、この困難に
対抗するためのある《理屈》です。

それは実は簡単なことで,の交替は、
決してメチャクチャになされているわけ
ではなく、ある法則に則っている。

だから、その法則を理解すれば
リスニングの要領がつかめる。

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そうなれば言葉の意味は入って来やすい
ということです。

ではその法則とは何かといえば、

内容語は強く、
機能語弱く発音される

という原則ということになります。
(あくまで原則だから、場合に
よって例外は発生します)


で、さらにその「内容語」「機能語」
とはなんのことかと問うなら、
内容語
=それ自体に意味・内容をもつ言葉。

品詞でいえば
名詞、動詞、形容詞、副詞の4つ。

機能語
=それ自体に意味・内容はなく
上記の「内容語」たちを互いに
関係づける
言葉。

品詞でいえば
冠詞、前置詞、接続詞など。

注意👉代名詞関係代名詞を含む)、
関係副詞、助動詞もこちら。
ということです。

大きなこの区別が頭になかった人は
まずこれを頭に置くこと。


そして一人で音読する際にも、この法則に
したがってのリズム」
つけること。

これだけで、あなたのリスニング能力は
格段に違ってくるはずですし、あわせて
リーディング、スピーキングの力も
向上するはずなのです。
👉「機能語」に含まれる品詞として
「代名詞」や「助動詞」は場合による
と付言しましたが、ではどういう
場合が例外的に強く発音されるのか?

この微妙な問題をめぐっては、
こちらで詳しく解説しています。

canとcan’tの発音の違いは?👂リスニングには《理屈》がある

         


オードリーの英語を聴く

え? やっぱりよくわからん?

それじゃ、論より証拠、
実際の英語を聴いてみましょう。

名画『ローマの休日』のエンディング近く、
王女(オードリー・ヘプバーン)の
記者会見の場面です。



どの程度聞き取れましたか?

このなかで、王女の最初のセリフは
“Thank you”.

これはわかりましたよね。

2つ目はどうでしょう。

“I am in favor of any measure
which would lead to closer
cooperation in Europe”

と言っているわけですが、このうち
「内容語」に色を付けると、こうなります。

“I am in favor of any measure
which would lead to
closer cooperation in Europe

聴き直してみると、 赤字部分は強く
(高く)
発音され、黒字部分は弱く(低く)
なっていることがわかると思います。

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英語のあの素敵なリズムは
(え? 素敵じゃない? まあまあ、
それはおいときましょ。ケンカになるから)
言葉たちのこの「強弱」差(高低を伴う)
が生み出すものだったんですね。

そしてここで注意してほしいのは、
which(関係代名詞)や would(助動詞)の
ような構文上重要と思われる語もまた
弱く(低く)」発音されるという点で
決して法則を外れることはない、
ということです。

(もし強く発音されれば、それは
例外的なことなので、逆にその語が
文脈上重要と意識されていると
推し量るヒントになりますよね)

    


だから「強い語」と「強い語」との谷間に
出るこの種の「重要なのに弱い語」に
耳を研ぎ澄ます必要があるんです。

このことが念頭にあるかないかで、
耳からの理解度はずいぶん違って
くるはずです。
👉『ローマの休日』を使ってもっと
徹底的にリスニング力を鍛えようと
思う人は、ぜひこちらも
開いてみてください。👇

英語リスニングのコツは”精聴”!『ローマの休日』の一場面から

オードリーヘップバーンの英語発音を動画で聴いてリスニング力upだ!

ローマの休日のあらすじを簡単に&オードリーの英語も聴いて詳しく!

         


まとめ

どうでしょう。
わかってもらえましたか?

リスニングは私自身にとっても、
長年の悩みの種でした。

なので、以上のノウハウはわが
労苦の結晶ともいえます。

ぜひ、騙されたと思って
(いや、思わなくていいですが)
実践してみてください。

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