サウナが危険なのはこんな場合!実は死者も出ている健康ランド?
出張のビジネスマンやジムに通う
スポーツマンに至福のひと時なのが
サウナ(蒸し風呂)…;^^💦
元気はつらつで浴室から出てくる
おじさん、おばさんたち。
ただのお風呂の何倍も健康にいいと
信じ切って…
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でもそれほんとにそうなんでしょうか。
実は「サウナは健康に悪い、むしろ危険」
という情報も流れているんですよね。
というわけで、本日はこのサウナ害悪説に
ついて検証したうえで、サウナとの
体にやさしい付き合い方について
リサーチしていきたいと思います。
♨ サウナで「脂肪」は出てくれない
サウナ愛好家のなかには、ダイエットの一環として「サウナで痩せるんだ!」と
頑張ってる方もいらっしゃるようですが、
はっきり言って、これは意味がありません。
入浴後に体重を測ればたしかに減って
いますが、これは汗になって「水」が
出ただけで、一緒に「脂肪」が出るわけ
では全然ないですから。
だから誰もがこんなに美しくなれる
訳ではありません。
(画像出典:https://tenor.com/)
ではどうしたら「脂肪」は出てくれるのか
といえば、エネルギーを消費する以外に
ないのですが、消費の順序も
《肝臓のグリコーゲン⇒筋肉細胞⇒脂肪》
と決まっていて、脂肪が燃えるのは
最後の最後。
なので、もしサウナで脂肪を燃焼させようと
思ったら、サウナに後に水風呂に入って
細胞を活性化させ、その後で有酸素運動を
することで代謝を良くしてやる必要が
あります。
気持よくサウナを終えて「今日は
上り~」(*^ー^)ノ
とは行かないわけですね。
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♨ 「脱水症状」に気をつけよう
サウナで「脂肪」は出ませんが、「水」は大量に出ます。
むしろ気をつけなければならないのは
そこで、大量の発汗により「脱水症状」を
起こす場合もあるのです。
何を隠そう、この私も一度やられて
おります。
実は以前、健康診断で尿酸値の高さが
要注意レベルにあると知り、かつ
「痛風」を発症すれば、それは痛い
ものだと聞かされました。
以来、「痛風」の幻影に怯え、プリン体の
摂取を控えることで尿酸値を押し下げる
ことに成功してきていたのですが、
その私ある未明に突然、痛風を発症して、
のたうちまわったのです。
なぜだ、尿酸値は安全圏内なのに!
と医師に怒りをぶつけましたところ、
「まあまあ、アンタきのう何してたの?」
といなされ、話すうちにわかってきました。
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すなわち前の日、久々にスポーツに精を
出した私は、その後、長時間にわたって
サウナを楽しみながら、水分の摂り方は
普段と同じで、しかもビールなど嗜んだ
ために(アルコールが水分を奪う効果も
あって)軽い「脱水症状」を起こし、
これが痛風発症の引き金となったのでした。
👉「痛風」の予防または付き合い方に
ついてはこつらで詳しく情報提供
していますので、ご参照ください。
・痛風を毎日ビール3リットル飲んで治す!薬学者の実践秘伝
・プリン体含有量の飲食物ランキング!痛風を招くのはビールより〇〇…?
でも痛風ですめばまだいいわけで、
「脱水症状」は最悪の場合、
死に至ります。
というわけで、サウナ入浴前には
十分な水分摂取をお忘れなく。
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♨ 飲酒・満腹後のサウナも危険
それじゃあ水分を入れておこうというので、ビールをガブ飲みするのもまた危険ですし、
ビールだけじゃ良くないってんで
食べ物も入れて満腹状態でサウナに
入るのも良くないんですね。
アルコールは脈拍を高め血行をよく
しますが、そこへサウナ浴で追い打ちを
かければ、毛細血管の急激な拡張や
収縮で血管に大きな負担がかかります。
さらに、消化作業中はほんらい胃に集中
しなくてはならない血液が、からだ全体に
流れてしまいますので、消化運動が
滞ってしまいます。
というわけで、飲酒後にサウナに入って
しまう人もいるわけですが、これこそが
いちばん危険で、最も健康に悪い
サウナ入浴法なんですね。
これで死亡してしまう例もままあって、
2013年1月にも、和歌山のビジネス
ホテルで事件が発生しました。
50歳男性の古い友人同士2人が、深夜の
サウナ浴室内で折り重なって息絶えていた
といい、深酔いの状態でサウナ浴したために
「脱水症状」で意識を失い、そのまま
死に至った、と見られています。
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♨ サウナ世界選手権の悲劇
実は「サウナ世界選手権(Sauna WorldChampionships)」というのもありました。
要するに高温・長時間サウナの我慢比べで、
2010年大会はサウナの本家、フィンランドの
ヘイノラで行われたのですが、ついに死者が
出てしまったために、その後開かれて
いないとのことです。
詳しくはこちらで。👉 AFP BBニュース
子のたまわく(孔子はおっしゃった)
「過ぎたるはなお及ばざるが如し」
何事もやりすぎるとロクなことは
ないようです。
サウナまたしかり、ほどほどに
しておきましょう。
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♨ 健康に良いサウナ入浴法
さて、ザッとそのような次第で、サウナは健康に悪いどころか、命の危険に
あなたをさらす場合もたしかにあります
ので、そうならないよう、自分の体調・
コンディションに注意しながら楽しむ
必要があります。
そこで医師のすすめる健康に良い
適切なサウナ入浴法をまとめますと、
以下のようになります。
【入浴前】
・コップ一杯程度の水を補給。
入浴前と入浴後で計2杯…
【入浴中】
・時間は、年齢や体質にもよるが
10~15分が適切。
・長時間のサウナは疲労が溜まるので
要注意。
・サウナ室の下段(比較的低温)に
長時間いるより、上段(高温)で
短時間で切り上げる方が効果大。
【入浴後】
・からだを冷やす。
・水風呂や冷水シャワーは「温度差」で
血液の流れを鍛えることができるが、
急冷は危険を伴うので徐々に冷やす。
・十分な水分を摂る。
・アルコール類は体内の水分を
奪うので、控えめに。
・コップ一杯程度の水を補給。
入浴前と入浴後で計2杯…
【入浴中】
・時間は、年齢や体質にもよるが
10~15分が適切。
・長時間のサウナは疲労が溜まるので
要注意。
・サウナ室の下段(比較的低温)に
長時間いるより、上段(高温)で
短時間で切り上げる方が効果大。
【入浴後】
・からだを冷やす。
・水風呂や冷水シャワーは「温度差」で
血液の流れを鍛えることができるが、
急冷は危険を伴うので徐々に冷やす。
・十分な水分を摂る。
・アルコール類は体内の水分を
奪うので、控えめに。
死んだらもともこもこも(ああ、ロレツが
回らん……私も危ないか)ありませんよね。
なにごとも「ほどほど」に
せいぜい気をつけて楽しみましょ~(^-^)ノ
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[…] やあやあサイ象です。 前回の記事 ・「サウナで”脂肪”を燃焼?それより”死亡”に注意して正しく入ろう”」 では 「尿酸値」は安全圏内だったのに「痛風」を発症してしまった […]