やあやあサイ象です。

前回の記事では「尿酸値」は
安全圏内だったのに「痛風」を発症して
しまったのが、サウナでの水分補給を
怠ったことに起因していた…

という失敗談を披露しました。

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私がこの失敗から学んだことの一つは、
この「痛風」という難物、「尿酸値」さえ
上がらなければ出てこないかといえば
話はそれほど単純ではない、ということです。


なにしろ、「風が吹いただけで痛い」
というのが「痛風」の語源といいます。

この恐るべき「痛風」をいかに封じ込めるか、
今回はこのテーマに体当たりです。
👉前回の記事はこちら。

サウナは健康に悪い?死に至る危険性を避けて楽しむには

          


痛風は尿酸値が低くても発症する

でも初めからそう固くならず、まずは
体と頭をほぐしましょう。

枕にポルトガル発のジョークを一つ。
千鳥足で地下鉄に乗り込んだ男が
神父のとなりに座った。

ネクタイの結び目はだらしなくゆるみ、
ワイシャツには赤い口紅のあと。

おまけにジンの瓶がポケットから
はみだしている。

床に落ちていた新聞を拾って
読み始めた男は、やがて
神父に話しかけた。

「神父さん、痛風にはどうして
なるのかね?」

神父は男の風体を一瞥してから、
諭すように言った。

不規則な生活を続け、
女性にだらしなく、
大酒をのみ、信仰が
ほとんどないとなりますね


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「やれやれ、情けない」

男がしょげかえったのを見て、
神父は憐れんで言った。

「いや、きついことを言うつもりは
なかったのですが……。
痛風はいつごろからですか?」

「いえ、神父さん。

私じゃないんです。

ローマ法王が痛風って
新聞に出てるんで」
(引用元:http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Library/8118/BJOKE22.html)

どうです?
楽しんでいただけましたか?

                
さて、「不規則な生活を続け」云々の
神父さんの発言、撤回しないと
法王に顔向けできないわけですが、
そのような立場上の問題を抜きにして
科学的な見地からいっても、
すくなくとも半分は撤回して
もらわなくてはなりませんね。

というのも、「女性にだらしない」ことや
信仰がほとんどない」ことと
「痛風」との因果関係にはなんの
科学的根拠もないからです。

Glasses-Alcohol-s

ただまあ、これをひっくり返せば、
不規則な生活」と「大酒」については
神父さんの正しさを認めるほかない、
ということではありますが……。

要するに「痛風」封じ込めのためには、
こちらの方をなんとかすればいいわけ
ですよね。

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尿酸値とプリン体の微妙な関係

そもそも「尿酸値」が上がる
(体内の「尿酸」が過多になる)と、
なぜ「痛風」が発症するのでしょうか。

まず「尿酸」って何なのかを簡単に
説明すると、「プリン体」(purine base。
いわゆる「プリン」〔pudding〕とは無関係)
という物質の、新陳代謝の作用による
老廃物で、水や体液に溶けにくいため、
血液中だけでなく体全体に溜まって
いきやすいのが特質です。

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血液中の正常な尿酸値は【7.0mg/dl
以下】とされていて、これを超えた
状態を「高尿酸血症」というのですが、
そうなると、尿酸は結晶となって
関節やその周辺に沈着していきます。

この結晶を、白血球が異物と判断して
攻撃することで炎症が起き痛みが
生じるというわけです。

サウナなどによる「脱水状態」では、
水分が抜けるぶん、血液は尿酸濃度が
高くてドロドロなので、白血球の攻撃を
受けやすいということですね。

さて、この「脱水」    飲酒lager-31676_640

ということを別にすれば、「尿酸値」
上昇の要因としては何があるのでしょうか。

第一に考えられるのは、よく知られて
いるとおり、「尿酸」は要するに
「プリン体」の老廃物なのだから、
これを含む飲食物の摂取を控える
ということですね。

ただ、「プリン体」の7-8割は
もともと体内にあるものから作られるので、
摂食以上に「肥満」などの体質が
問題だともいわれます。

またアルコール飲料(プリン体ゼロで
あっても)自体が尿酸値を上昇させること、
またストレスにも敏感に反応することが
科学的に解明されています。

いろいろあって、単純に割り切れない
わけなんですね。

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プリン体含有量による食品番付

ただ一応は、「プリン体」を多く含む
食品の摂取を控えることが痛風予防の
王道と目されていますので、まずは
プリン体含有量による食品番付
張り出しておきます。

〔数値は食品100g、飲料100mlあたり〕
(魚肉・野菜類)
【横綱】
(300mg以上)
鶏レバー、マイワシ干物、イサキ白子、あんこう肝酒蒸し

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【大関】(200-300mg)
豚レバー、牛レバー、カツオ、マイワシ、大正エビ、マアジ干物、サンマ干物
(関脇~前頭は省略して「含有量の少ない」方へ飛びます)
【十両】(50-100mg)
ウナギ、ワカサギ、豚肉(ロース、バラ)、牛肉(肩ロース、タン)、マトン、ハム、ベーコン、つみれモ
【幕下】(50mg以下)
スジコ、カズノコ、コンビーフ、魚肉ソーセージ、かまぼこ、さつま揚げ、豆腐、乳製品、鶏卵、海藻類
西(飲料)
【横綱】(7mg以上)
紹興酒、(大半の)ビール

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【大関】(1-7mg)日本酒(清酒)、(大半の)発泡酒
(関脇~前頭は省略)
【十両】(0.1-1mg)ブランデー、ワイン、ウイスキー
【幕下】(0.03mg以下)焼酎、ジュース類
〔鳥居薬品パンフレット「生活習慣病としての高尿酸血症」に拠る〕

さて、上記の飲食物のうち、最も広範な
人気を誇り、毎日のように、しかも大量に
摂取されることの多いものはどれでしょうか?

いうまでもありませんね。
それは「ビール」です。


というわけで、「ビール」は、
痛風予防の観点からはつねに目の
カタキにされてきたわけです。

実際、かくいうこの私も、かつて
8以上あった尿酸値を5.9にまで
押し下げることができたのは、
「ビールを控える」という艱難辛苦を
あえて自らに課すことによったのでした。

ところが、ところがです。

「ビール悪玉説」を否定するアリガタイ
お医者様もいらっしゃるのです(ノ゚ο゚)ノ。

ビールをやめるな❔

もともと痛風の専門医であった元鹿児島大学
病院長の納(おさめ)光弘先生は、2001年、
59歳の時に突如、痛風の発作に
見舞われたそうです。

「呑兵衛がビールを飲めないのは、痛風に
なったことよりショックだった」

という納先生、こうなったら自分の体で
人体実験だとばかり、酒の種類や量を
変えながら半年間で201回の採血と
624回もの採尿を行なった結果、
少量のアルコールは尿酸値を
下げる効果がある
ことを突き止めた
といいます。

日本酒に換算して1日1.5合
(270ml)は尿酸値を下げ、
3合(540ml)まで飲むと
尿酸値が上がった。

つまり、適量さえ守れば、
ビールを飲みながら
尿酸値をコントロールできるのです。

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(引用元 👇)



「尿酸を上げるのはむしろ肥満
(炭水化物過剰、インスリン過剰)、
ストレス過剰や過度の運動」であって、
ビール自体ではない!

とビール党の納先生、体を張って
実証されたわけです。

ビール擁護派の医師は納氏ばかりでは
ありません。

同様に呑兵衛で痛風もちの元昭和薬科大学
教授・病態科学研究所の田代眞一所長は、
「どんどん体内に水分をいれて、おしっこに
尿酸を出してしまうこと」の大事さを説き、
水はそうガブ飲みできないが、ビールなら
大量に流し込めるのだからどんどん
飲めばいいと豪快におっしゃってます。
(先生の場合は3リットルも
OKだそうで、恐れ入りました)
要するに、鍵になるのは「尿をつくり出す
能力当たり
のプリン体含量」なのだと。

ビールを鯨飲したとしても、プリン体量は
知れたもので、多いのは「骨髄、卵巣、
消化管」「小粒で数の多いタラコなどの
魚卵」そして「豚骨と魚介がスープの
ラーメン」など……

だから「痛風の人にとって悪いのは
ビールではなく、酒のツマミや飲んだ
後のラーメンだといえます」と。
(引用元 👇)



敵を知り、己を知らば…

これは朗報だ! 今日から
ガンガン飲めるぞーv(^-^)v……?

いやいや、ちょっと待って下さい。

上記の2先生はいずれも、誰もが無条件に
ビールを飲んんでいいとおっしゃって
いるわけではありません。

ビール愛飲と痛風の治癒・予防を両立
させようと思ったらそれなりの研究(自分
の体を知ること)で適量を知ることや
別方面での節制・コントロールが必要に
なってきます。

その方法を詳しく述べたのが上の
二冊の本、ということになるわけですね。


なので、それらを調べた上でやっぱり
むずかしいかな、と思う人は結局、
ビールを断念(またはお休み)して、
代わりの飲みものを探すのがよい
かもしれません。

「プリン体番付」でいくと、幕下の
「焼酎」がベストですが、やはりアルコール
の摂り過ぎが懸念されますので、特に
夏場などは、爽やかな「酎ハイ」で
どうでしょう?

     焼酎

え? あんな甘ったるいもの、
食事に合わない?

ですよねー。

でも、あまり甘くない「辛口」の
ものもありますよ。

その代表がタカラのロング・セラー、
“◯◯◯レモン”なんですね。

すくなくとも私自身が尿酸値を5.9まで
押し下げた時期、依存していたのは
これでした。

「わーい、下がった」と気を抜いてまた
ビールに戻ったら、たちまちリバウンド
した次第ですが(_ _。)


好きな人をあきらめたくなければ、
いろいろ研究する必要がありますよね。

それと同じで、好きな飲食物を
あきらめたくなければ、いろいろ試し
研究して、自らを知る必要があります。

そしてそれは、じゅうぶん可能な
ことなのです。

敵を知り己を知らば、百戦危うからず
これですよ。

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