作り笑いでも脳の免疫力はアップ！笑えば頭よくなるって科学的根拠は？

「笑う門には福来たる」
と昔からいわれてますよね。

今ではそれがまんざら嘘でないことが
科学的に実証されつつあります。

要は笑うことが心身に色々と好ましい
反応を引き起こし、それが人を
それだけ幸福にしてしまう
ということなんですね。

そしてその幸福のうちに頭がよくなる
というまことにありがたい効果も含まれて
いること、しかもそれ、が自然に出て
しまう腹からの笑いでなくて、まったくの
作り笑いであっても効果はある
というんですね、ハハハハY(^0^)Y。

　
　　

要は、口を開けて笑うという身体の
活動が心身にいろんな効果を引き起こす
わけなんですが、それらのメカニズムを
まとめると、7つほどに絞られそうです。

そこで私はこれを笑いの7大福作用
または笑いの七福神と呼びたい
と思うんですね。

　　　
　　　“頭を使う”七福神

😸 笑いの「七福神」または7大”福”作用

すなわち以下のような福作用の
あることが近年の研究によって
確かめられているんです。


ハハハハハ(^▽^)、どんなもんです。

さあ笑いましょう、なにしろこれだけの
効果が期待できて、かつ頭の働きも
よくなるんですから。


え？　おかしくないから笑えない？

いや、無理にでも笑ってください。
作り笑いでもいいんです。

上記1.や2.は理の当然ですが、それ以外の
点でも、作り笑いで効果の出ることが
実験で確かめられているんです。

😸 笑いが脳の働きを活性化する

さて、本日のメインテーマはもちろん7.の
「笑いが脳の働きを活性化する」
です。

そう、ごくカンタンにいえば、
「笑えば頭がよくなる」という事実。

頭を使う仕事にたずさわるみなさん、
ムズカシイことを始める前に、まず
笑いましょう！ハハハハハ(^▽^)

　　

笑えば笑っただけ脳は活性化され、
そのぶん仕事も勉強もはかどるはず。

ああ、そういえば…と、思い当たる
ことがあるんじゃないですか？


いや全然ないと思う人も、それはこれまで
気づかなかっただけで、ともかく笑えば
脳の働きがよくなることは厳然たる
事実なんです。

とうわけで、以下ではその科学的根拠を
解説した上で、仕事に笑いをどう
採り入れて行くかについて実践的に
考えていきたいと思います。

😸 「脳血流増加」で頭がよくなる

「笑えば頭がよくなる」ことの
証拠をお見せしましょう。

これは、一定数の人に落語や漫才で
笑ってもらった前と後とで脳波検査や
知能テストなどをするなど各種の
実験によって検証されています。


ある実験では落語を聴いて笑って
もらった後で血流を測ったところ

増加：64％
減少：23％
不変・その他：14％

という結果が出ました。
つまり明確な脳血流増加ですね。

　　　　

別の実験では5人の被験者にまず
「記憶力テスト」を実施し、続いてプロの
芸人さんのコントで10分間大笑いして
もらい、その後また同じ「記憶力テスト」
を受けてもらいました。

すると、第１回のテストで67％だった
正答率が85％へと、2割方も
跳ね上がったのです。

「集中しやすくなった」というのが
被験者の感想で、つまりは脳血流増加
の結果と考えられます。

😸 アルファ波が脳をリラックスさせる

「脳血流増加」によって文字通り
「頭の血の巡りがよく」なるわけですね。

ただそれも場合によるわけで、たとえば
あまり緊張していたりすると、頭が
うまく働いてくれず、失敗してしまう
こともあります。

これは身に覚えのある人が多いんじゃ
ないでしょうかハハハ;^^💦、

　　　　　　

というわけで、頭を働かせるのに
絶対必要なもう一つの要件が
リラックスということ。

笑いにリラックス効果があることは
みなさん体感されていますよね。

そのメカニズムについては、上の
笑いの7大福作用でいえば4.から5.への
橋渡しのような役割を果たしている
要素に、脳波の変化ということもあります。

　　

つまり脳から生じる電気活動が脳波ですが、
これにはアルファ(α)波とベータ(β)波とが
あって、かんたんに言うと、ベータ波は
緊張したり、心配事がある時に出て、
アルファ波はその逆にリラックスし、
精神的に安定している時に出るんですね。

アルファ波優位の状態が続くと、　　
β-エンドロフィンの分泌が始まり、これが
ドーパミンやセロトニンの分泌を促進
することが研究で明らかにされています。

気持ちが落ち着いて、幸福感が増して
くるのは、この作用にもよるわけですね。
👉ドーパミンやセロトニンの分泌に
ついてはこちらの記事もご参照ください。

・ドーパミンの出し方！”やる気”を作り出せる小刻みな目標設定

・腸内セロトニンをカレーで増やして幸せに😹スパイスの効果がすごい！

　　　　　　　　　

受験勉強や苛酷な頭脳労働でフーフー
いってる人の日常生活がベータ波優位に
なりがちなことは言うまでもありません。

そうなると頭の働きも鈍化する一方です
から、これをなんとかアルファ波優位に
変換したい。

その方法として「腹式呼吸」などが知られて
いますが、それよりもっとカンタンで
手っ取り早い方法が、笑うことなんです。

口角（口の両脇）を軽く上げて(^∀^）
笑顔を作るだけで、たとえ心の中は絶望の
どん底で暗澹たる状態だったとしても、
脳波はちゃんとアルファ波優位に変わる
ことが、実験的研究で明らかになって
いるんです。

😸 まとめ

ハハハハ(^▽^)、もうわかりましたよね。

勉強や頭脳労働の前には、落語・漫才・
コント…なんでも笑えるものをDVDなりCD
なりで聴いてから取りかかったりすれば
頭はそれなりに冴えるはずなんです。

　 　　

そんな時間がない場合は、むりやり口角を
上げて、可笑しくなくてもガハハハー
ヾ(｡｀∀´｡)ﾉと笑ってみるんです。

そうすればきっとそんな自分が可笑しくて
自然の笑いも発生することでしょう;^^💦
👉もちろん脳を活性化するのに
笑うばかりが能ではありません。
脳に働く栄養素もありますので、
こちらでご検討ください。

・脳を活性化する食べ物は？8つの栄養素をしっかり摂ろう！

　　 　　

またジョークや落語など、笑いと
ユーモアの世界に興味をお持ちなら
こちらもどうぞ。

・ユーモアの意味と使い方！(一瞬でも)心を救う…【ジョーク例多数】

・落語 死神のあらすじ 💀落ちの色々に元ネタのグリム童話も！

・京都のお茶漬けは「帰れ」の意味？桂米朝師匠の落語に学ぼう

・シュールの意味と使い方：お笑いの世界から芸術的”超現実”へ



ついでにいうと、笑い方は、ヒヒヒとか
フフフとかでなく、口を大きく開けた
「ガハハハハー」という豪快な笑いが
呼吸も筋運動も最大になって効果的！

これも、理の当然ですね。


さあがんばりましょう、勉強に仕事に…
まずは大笑いしてから(＃⌒∇⌒＃)