津島天王祭り2023年日程 ⦅駐車場・花火の穴場スポットは?⦆

津島天王祭り2023年日程 ⦅駐車場・花火の穴場スポットは?⦆

中部地方の夏祭りで絶対見逃せないのが
尾張津島天王祭(おわりつしま
てんのうまつり)。

津島川祭り/津島祭とも呼ばれ、
大阪の天満天神祭、厳島神社の管絃祭と
並んで日本三大川祭りの1つに
数えられ、500有余年の歴史を持つ
荘厳・華麗な川祭りです。

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毎年7月の第4土曜日とその翌日に開催
することになっていますから、
2023年の日程も7月22日(土)・
23日(日)
で確定です。

  


🎆 荘厳・華麗な川祭り

必見の見ものは、400個余りの提灯を
まとってこぎ進む宵祭の巻藁舟
(まきわらぶね)。

旧津島ヶ村の「津島五車」と呼ばれる
5地区(下構・今市場・筏場・堤下・
米之座)から車楽(だんじり)と呼ばれる
山車(だし。船ですけど)を出し、
それぞれが提灯をまとって巻藁舟となります。

中心から縦に伸びる真柱(まばしら)には
月をあらわす12個の提灯が掲げられ、
また半円・山型に飾り付けられる
提灯の数は365個。

巻藁舟自体が1年を現しているのですね。

   
   歌川(安藤)広重『六十余州名所図会』より


そして5艘の舟には「津島五車」の代表が
船上し、一艘づつ御旅所前に接岸して
疫病・災厄除けを願って御旅所にて
参拝するのです。

百聞は一見になんとやら、まずは
こちらをじっくりとご覧ください。



この壮麗きわまりない巻藁舟
翌朝の「朝祭」では装いを新たにし、
津島五車に佐屋町の市江車を加えた
6艘に能人形を飾り、楽を奏でながら
漕ぎ進みます。

先頭の市江車から10人の鉾持が布鉾を
持って水中に飛び込み、川を泳ぎ、
神社に向かって走るその姿は
まことに勇壮((((((ノ゚🐽゚)ノ

前夜とはがらりと雰囲気を変えた
美しさ、楽しさです。



🎆 日程とアクセス

日程は下記のとおり。

日程
■宵祭
10:00 神輿渡御
19:00 如意点火
19:30~21:20 花火
20:00 迎え
20:45 出船
21:30 御旅所着

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花火は「水上花火」と「打上げ花火」
(手筒花火もあり)が交互に行われます。

19:30~20:00 水上花火
20:00~20:30 打上げ花火
20:30~21:00 水上花火
20:50~21:20 打上げ花火

打ち上げ数:中国小型煙火75台
花火の大きさ:2号玉 100発

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その他イベント
火縄銃演武、お囃子、和太鼓の演奏など(随時)

■朝祭
8:40 迎え
9:00 出船
9:45 御旅所着
10:30 神輿還御祭
11:30 「稚児」の神前奏楽


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場所はもちろん津島神社および
それにほど近い天王川公園。

愛知県津島市宮川町1 天王川公園

アクセス
■電車
「名鉄名古屋駅」から約30分または
JR・近鉄「弥富駅」乗り換え
名鉄電車で約10分。

「津島駅」を下車して徒歩約20分。

■自動車
・東名阪自動車道「弥富I.C」より
国道155号線を北へ7km、約15分。
・東海北陸道「尾西I.C」より
国道155号線で約35分。

【駐車場】約1,200台(無料)
※手狭のため、早く着かないと
駐車困難ですが、お祭り期間は、
市内に10ヶ所ほど臨時の
無料駐車場が設置されます。

天王川公園まで徒歩10分~15分程の
・西小学校
・南小学校
の運動場などです。

とはいえ、これらも18時頃には
満車になるそうですので、ご注意。

【問い合わせ窓口】
・津島市産業振興課 ℡(0567)24-1111
津島市観光協会 

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🎆 川祭り鑑賞の穴場スポットは?

当日の天王川公園は人が多いとはいえ、
19時前くらいまでは移動が困難という
状態にはならず、座る場所も
ほぼ問題なく確保出来ます。

ただ屋台の出ているあたりはかなり
混み合いますし、地面は土なので、
細いヒールの靴などは避けた方が
賢明でしょうね。

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で、これが20時前後になりますと、
普通に歩くのもむずかしい、押すな
へすな、の混雑となるんですね。

この混雑を少しでも避けてじっくりと
川祭りと花火を鑑賞できる穴場スポット
2カ所です。

1.車河戸近くの仮設トイレ付近
船が出て、池の方へ進む時に、
間近で、見られるようです。

2.松並木の麓
地元民おすすめ穴場スポットとして有名。
意外と人が少ないとのこと。

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🎆 由来不明ながら民俗文化財!

さて、この「尾張津島天王祭り」、
津島神社の大祭ですから(全国の
「天王祭り」がそうであるように)その
祭神である「天王」すなわち素戔嗚尊
(須佐之男命。スサノオノミコト)を
祭るわけですが、
川祭りの起源・由来には諸説あります。

1.スサノオが西の海から津島湊の河口である
市江島に着岸した折、草刈りの童子が
遊び戯れているのを見て稚児の舞,笛の
譜を作り、その後,疫病の流行とともに
神を慰めるため,この祭りが
行われるようになった。

      

2.南北朝時代に津島に逃れて来た良王親王
(後醍醐天皇の曽孫南朝方の親王)を守る
津島武士(四家七党)が,北朝方の武士を
船遊びにおいでとおびき出して討ち取った
ことから始まった。

    

どちらとも決着はついていないようですが、
ともかく1980年には「尾張津島天王祭の
車楽船行事」が国の重要無形民俗文化財に、
1984年に「尾張津島天王祭の車楽」が
県の有形民俗文化財にそれぞれ指定されて
おりまして、由緒ある伝統行事には
違いありません。


一見の価値は大ありですよ~(*~▽~)ノ

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