青森ねぶた祭り2024日程｟&駐車場･宿泊のウラ情報｠とその歴史

本州北端の真夏の祭典といえば
ねぶた（弘前では「ねぷた」）。

青森県を中心に、東北・関東各地で
開催されますが、なんといっても
極めつけは青森ねぶた祭り❕

国の重要無形民族文化財に指定されて
おり、多くの外国人観光客を含めて、
お祭り期間６日間でのべ300万人以上もの
人出で賑わう、東北最大の祭典ですね。




2020-21年の全面ないし部分的中止の
後、2022年に復活したこの東北最大級の
お祭り、2024年も例年通り全面開催の
見込みです。

すなわち8月2日（金）～6日（火）
（1日に前夜祭）の６ないし７日間です。

ねぶたと呼ばれる大型の張りぼて人形を
乗せた山車（だし）と、その周りで踊る
はねと（跳人）の大集団が熱狂の渦を
巻き起こします((((((ﾉﾟ⊿ﾟ)ﾉ

まずはその総まとめ的な動画をどうぞ。👇

👹 睡魔を流す「ねぶた」

それにしても、ねぶたって、
語源は何なんでしょうね。

これがやはり「ねぶたい」（ねむたい
／ねむい）から来るらしく、もともとは
旧暦7月7日に行われた七夕の灯籠(とうろう)
流しで、「ねぶた」（＝睡魔）という
穢(けが)れを海や川に流すという
禊(みぞぎ)の行事だったとか。

この灯籠が江戸後期に「人形ねぶた」
となり、明治に入って巨大化して
いったということです。


青森、弘前ばかりではありません。

黒石市、大湊市、五所川原市などで
それぞれに特徴のある「ねぶた祭」を
開催しており、青森県内だけでも40以上の
地域でそれぞれに盛り上がっています。

そのなかには、太宰治の郷里、金木の
「金木ねぷた」（弘前市内）も
あるんですね。


ともかく競合により年々進化し、洗練度
上げてきた「ねぶた」たちの2019年の
雄姿を連続でご覧ください。　　👇

👹 ねぶた祭りの日程

さて、青森ねぶた祭り前夜祭から
フィナーレまでの日程は下記のように
発表されています。



ねぶたの運行ルートは、青森市内の
目抜き通り（八甲通り、新町通り、
平和公園通り、国道４号）を
ぐるりと1周する形。

青森市　青い森公園

ではここで、どこかに陣取ってねぶたの
運行を間近に見、またフィナーレの
花火大会もしっかり鑑賞しようという
欲張りな人にオススメの穴場スポットを
紹介しておきしましょう。

👹 花火鑑賞にも適した穴場

それすなわち、ねぶた発着場所となる
ねぶたラッセランド付近

青森市安方1丁目1-40 青森市　ねぶたラッセランド

青い海公園内。

青森ねぶた祭に出陣する大型ねぶた
22台の制作小屋が立ち並ぶ場所です。

ここなら花火をバックに海上のねぶたを
撮影することも十分可能ですよ（◎◎y）

👹 駐車場は？

自動車で来られる場合の気がかりは
駐車場の確保ですね。

【有料】（500円）の臨時駐車場として、
用意されるのはこれ。

◆青森操車場跡地北側
（青森県青森市中央3丁目）
（11:00～23:00。ねぶた運行コース
まで徒歩約15分）

※ねぶたが始まる30分位前からと、
終わるまで車は出せないので
注意してください。

青森市　中央3丁目　青森操車場跡

　　
　　　

お金を払いたくないというドライバーの
ために、【無料】駐車場も
ご紹介しましょう。

◆サンロード青森東側（青森市緑3丁目9-2）
（-10:00～22:00。もよりのねぶた
運行コースまで車で約10分）

青森市　緑3丁目9-2　サンロード青森

　　

ここは映画館を含む大型ショッピング
センターで、駐車場利用時間は
10:00～22:00となっていますが、
10:00営業開始してますので
実際には9:00台から駐車できます。

ねぶた運行コースまでは歩くと距離は
あるのですが、青森中央ICからも近いし
いつでも車を出せるのが便利です。

👹 宿泊の裏ワザ

さて、次の問題は宿泊です。

なにしろ300万人が繰り出す大イベント、
しかも日程は毎年不動ですから、
ほとんどの宿泊施設が1年前には
予約で埋まってしまうようなんですね。


というわけで、これから予約しよう
なんて、まず無理。

そんなわけで、ハイさようなら(*~▽~)ノ

と本来なら行ってしまうところですが、
実はまだあきらめるには及びません。

裏ワザが残っているんです。

　　

これすなわちキャンセル待ち。

1年前から予約していた人たちも、
事情の変化で、何パーセントかは
必ずキャンセルしますよね。

これが５月～７月に結構多いので
空きの出てくるホテル・旅館も少なく
ありません。


キャンセルがないかどうか片っ端から
電話で問い合わせてみましょう。

その場合の宿泊施設リストは
こちらのサイトをご参照ください。
　　
・ねこぜの東京⇔青森

ちなみにこの期間、宿泊料金は通常の
２～３倍になるようですので、
それなりのご覚悟を。

👹 バスツアーが無難で安価

そんなの、やっぱり無理だ～
と思われる方は、各旅行会社が
組んでいるツアーで行くのがやはり
無難な選択、ということになります。

格安で済ませるなら、バスを
利用したツアーがオススメ。


3万円ほどで参加できますので、
こちらから検索してみてください。

travel.jp.東北行「ねぶた祭り」


ともかく、ねぶたは圧巻です。

和紙の内側からライトに照らされて、
すごい形相の人形がグググ～っと
迫ってきます。

大きいものは高さ5m、幅9m、奥行き7m、
重さ4tにも及び、１台のねぶたにつき
のべ300人ほどが関わって、2000万円もの
経費がつぎ込まれるとのこと。



飛び入り参加ではねと（跳人）に
なっちゃうこともできるんですよ。

１台のねぶたに多いときで2000人もの
はねとがつくとか。

ただし浴衣姿で頭に花笠、肩にはたすき、
浴衣の下はピンクか青のおこし、腰には
ブリキでできた器をつけ、足袋と草履を
履くことになっているんですが、
これらは購入もレンタルも可能です。


さあ、行きましょう、青森。
参加しましょう、ねぶた祭り、
GO！~~(^O^)/。