バングルをプレゼントする意味?ブレスレットとの違いも微妙で面白い
サクラさん
彼氏へのプレゼントに
バングルを考えてるん
ですけど。
バングルを考えてるん
ですけど。
ハンサム 教授
腕にはめる輪っか
みたいな…?
みたいな…?
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サクラさん
ええ。ブレスレット
よりナウくて素敵(😻)
よりナウくて素敵(😻)
ハンサム 教授
カッコいいね~;^^💦
でも気になるのは、
もらった人がどう
感じるか…
手錠みたいでヤだとか
思わないかな( )💦
でも気になるのは、
もらった人がどう
感じるか…
手錠みたいでヤだとか
思わないかな(
サクラさん
ギョッ( ) やはり悪い
意味に受け取られる
こともありますか?
“束縛”とか”拘束”とか…
意味に受け取られる
こともありますか?
“束縛”とか”拘束”とか…
ハンサム 教授
それは相手次第。
世界の歴史や伝統文化に
興味のあるタイプなら、
あるいは…;^^💦
世界の歴史や伝統文化に
興味のあるタイプなら、
あるいは…;^^💦
そこで本日のテーマはバングル!
特にこれを誰かさんにプレゼントする
場合にくっついてくる(かもしれない)
意味について、歴史をひもときながら
リサーチして参ります!
自分ではタダのオシャレだとしか
思っていなくても、見る人がそこに
何らかの意味を読んでいるという
場合は多々ありますよね。
(そのいい例がタトゥー🐍)
だからこれを人にプレゼントするとなれば、
自分は思いもしなかった”縁起の悪い”
意味を相手が読むことで不幸な
ハプニングが…
ということもないとは言い切れません。
なのでここは、ちょっと勉強して
からにしておいた方が安全かも。
というわけで以下のような内容で参ります。
1.バングルとブレスレットの違い
まずはじめに、バングルって何なのか、いまだにハッキリしていないという
人のために正確な情報をお伝えして
おきましょう。
これ、要するに「腕輪」を意味する英語
“bangle”の音訳ですが、そもそもこの
英語の起源はといえば、ヒンディー語の
“bangli”で、原義は「ガラス」だとか。
つまり言葉としてはインド発祥で、
インドなど南アジアやアフリカの女性の
装身具だったものが世界的なファッション・
アイテムになってきたのがこのバングル。
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で、やはり腕輪的なアクセサリーとして
欧米で古くから用いられている
ブレスレット(bracelet)とどこが違う
のかという話になりますが、これ実は
明快な線引きができないんですね。
いろんなことを言う人がいて…;^^💦
アクセサリー店などで聞くと、
ポイントは要するに留め具があるか
ないかだという答えが一般的です。
留め具なしで、スッポリはめる完全な
輪っかか、それともC字型のものなら
バングルだと…。
でもこれ、あくまでも日本の業界での
決め事のようで、外国人に贈るとか
外国注文などの場合は要注意です。
英語圏ではC字型のものや、留め具が
あってもバングルっぽいものは「カフ」
(cuff)と呼んでブレスレットの一種と
みなされるそうですので、ご用心!
境界線はもう一つあって、これは
かどうか。
つまりチェーンタイプならブレスレットで、
そうでないものはバングルだ、と。
これも日本でしか通用しない線引き
なのかもしれませんが;^^💦
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2.どう使い分ける?
さて、あまり境界線のはっきりしないバングルとブレスレットですが、ここでは
日本で流通しているイメージにしたがって、
使い分けやTPOも検討しておきましょう。
つまり留め具があったり、
だったりしたらブレスレットで、
そうでなくて多少ともカッチリした
輪っか状のもの(C字型を含め)なら
バングルだ、と。
インドの”ブレスレット”売り場
となると、印象の強いのはどちらかと
いえば、バングルでしょう。
なので、薄着のときなどに、手首に
存在感を出したいと思ったら、
バングル。
むしろ存在感は控えめにして、華奢で
上品なイメージを演出したいときには
ブレスレットの方が好適…
ということになりそうです。
男性なら、サーフスタイルなど爽やかな
コーデで決めたい場合にはブレスレット、
“Tシャツ+デニム”のようなシンプルな
コーデならバングル…
という使い分けが基本的かと思われます。
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3.バングルの起源:インドでの意味
さて、民族衣装のサリーを着たインド女性の写真などを見ると、どう見てもバングル
としか言いようのない輪っかを何重にも
腕につけているのをよく目にします。
もしバングルに”束縛”とかのネガティブ
な意味があるのなら、女性の権利意識の
高まっている現代では着用する人が
減っていそうなもの。
それがますます盛んなファッションとして
世界に広まっているところを見ると、
バングルには、良い意味こそあれ、
悪い意味などはもともとなかった
ということなのではないでしょうか。
では、その”良い意味”とは何かと言うなら、
インドでは女性は男性より弱い存在と
見なされており(ほぼ世界中でそうだった
わけですが)、その弱さを補うエネルギー
補給の意味がバングルにはあったんですね。
つまり金や銀には強いエネルギー(霊気の
ようなもの)があると考えられており、
バングルが肌に擦れ合うことでその
エネルギーが体に入り込んで女性を強く
すると信じられていたのです。
また複数のバングルやその他の装飾品が
当たって出す金属やガラスの音は、
家に近寄る悪いエネルギーを追い払う
という魔除けの効果があるとされて
いました。
だから、ちっともうるさいとは思われず、
むしろアクセサリーは沢山つけて音を
出す方がよいと思われてきたのですね。
そんなわけで、少なくともインドでは
バングルはもともと”か弱い女性のための
魔除け”という意味を含む縁起の良い
装飾品だったわけですね。
では、そこにメンズのバングルも
出てきて「男もすなる」ということに
なったのは、まったく現代の話?
かというと、そうとも言えないようで…
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4.男もするのはシク教から?
ここで話が飛ぶようですが、インド人といえばターバンを巻いた人を連想する
人も多いかもしれません。
でもこれ実はシク(シークとも)教徒だけ
の風習で、インド人みなが巻いている
わけではありません。
インド人の約80%はヒンドゥー教徒で、
シク教徒は2%弱にすぎないのですが、
2014年まで首相だったマンモハン・シン
氏もシク教徒なので巻いていました。
またプロレスラーのタイガー・ジェット
・シンなど国際的に活躍している人に
シク教徒が多いので、「インド人=
ターバン」のイメージがインプット
されてるんですね。
ともかくそのシク教徒の教義で、
洗礼を受けた者は必ず
-
・ケーシュー(切らないままの長い髪)
・カンガー(くし)
・カッチャー(短パン)
・カラー(バングル)
・キルパーン(剣)
ということになっているのです。
(やっとわかりましたよ!
タイガー・ジェット・シンがいつも
剣を携えて入場していた理由が…)
ともかくここで大事なのは4番目に
カラー(カダともいう)と呼ばれる
バングルが挙げられていること。
これはもう、日本の侍が腰に刀を差し、
髷を結い、(江戸時代なら)髭を剃って
いなければならなかったのと同じ。
着けなければむしろ問題です。
「手錠のようで縁起が悪い」なんて
意識は、少なくとも発祥の地である
インド文化圏にはあったはずが
ないのですね。
ところで、シク教徒の男がこれを
つけるのは右腕ということになって
いるようなのですが、「右」である
ことには何か意味があるのでしょうか?
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5.右か左かで意味も違う?
バングルを右腕につけることがシク教の教義にどう関わるかは、グル(指導者)に
聞いてみないとわかりません;^^💦
が、ともかくこれを右につけるか左に
つけるかは、ブレスレットの場合も含め、
現代の日本でも色々に取りざたされる
ところではありますね。
一つには、腕時計との絡みもあって、
これとバングルやブレスレットが
擦れ合ってどちらかが傷つくという
心配もあるからでしょう。
でも、ご安心ください。
そういう心配があってもなお従わなければ
ならないような、きっちりしたルールも
マナーもありません。
ただ、最近の脳科学の知見からよく
言われているのはこういうことです。
人間の脳は右脳と左脳に分かれ、
そこから出る神経は体の逆側に
つながっている。
(つまり左の手足を動かすのは
右脳で、右手足を動かすのは左脳)。
左右の脳のうち、言語・論理など
理性的・分析的な判断を処理する
のは主に左脳で、感情や図や音の
統合的理解・直観などを処理する
のが右脳。
バングルなどから受け取る
エネルギーは主に右脳に関わる。
ゆえに、エネルギーを効果的に
吸収するには左腕につけるのがよい。
そこから出る神経は体の逆側に
つながっている。
(つまり左の手足を動かすのは
右脳で、右手足を動かすのは左脳)。
左右の脳のうち、言語・論理など
理性的・分析的な判断を処理する
のは主に左脳で、感情や図や音の
統合的理解・直観などを処理する
のが右脳。
バングルなどから受け取る
エネルギーは主に右脳に関わる。
ゆえに、エネルギーを効果的に
吸収するには左腕につけるのがよい。
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なるほど、立派に三段論法をなして
いますね。
この科学的事実は、ひょっとしたら
原始仏教の信者たちにも知られていた
のかもしれません。
仏像・仏画、あるいはヒンドゥー教
(仏教の母胎ともえいる)の神々の
像を見直してみてください。
ほとんどの像において、左手が上に
右手が前方に向けてられていることに
気づかれるでしょう。
よく見ると、右手にはバングルも
そういえば、上記「2.どう使い分
ける?」に登場してもらった宝飾店の
ガネーシャ(頭部がゾウの神)の像も
同じポーズでしたね。
このポーズには、左手で宇宙からの
エネルギーを受け取って、それを
右手で皆に分け与えるという意味が
あると言われています。
つまり霊気を受け取るのは左手だから、
バングルも左手がよろしい…
ということになります。
👉同じことは、バングル以外の
ブレスレット類や、”足👣版の
ブレスレット”ともいうべき
アンクレットにも言える
はずですね。
アンクレットについては
こちらで情報提供しています。
・アンクレットをプレゼントする意味?粋なおしゃれ…でも怖い歴史も
もちろん腕でも足でも、そういう霊的な
意味など意に介しないという人は、
シク教徒の習慣にならって右につけた
としても何の問題もありません;^^💦
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まとめ
さあ、これでもうバングルに関しては悩むことはありませんよね。
まず”束縛”とか”拘束”とかの良くない
意味は、(少なくとも歴史的には)
認められないこと。
👉ただ、バングル以外の装身具は
この限りではありません。
ネックレス・ネクタイ・マフラー
など首に巻くものが”束縛/拘束”の
意味と歴史的には無関係ではないこと。
また腰に巻くベルトなどにもこれと
似た意味を感知する人がいること。
これらについては、ここれられらの
記事で調べていますので、
ぜひご参照ください。
・チョーカーをつける意味?プレゼントならどう読まれるかにご用心
・マフラーをプレゼントする意味? ”首ったけ”と思う人もいる?
・プレゼントでベルトは危ない?悪い意味があるってホント?
・手袋をプレゼントする意味?👋決闘か信頼か、それとも”母”心か
またバングルは一人の体に沢山つける
のもよいことと見なされているし、
男がつけることも昔からあったこと。
さらには左右なら右脳に直結する左腕の
方がよいという考え方もあるけれど、
無理に従う必要もなさそうだということ。
これらのことが頭に入っていれば、
バングルを彼氏(彼女)にプレゼント
することには、特に問題があるとは
考えられません。
相手に気に入ってもらえそうなものを
自由に選んで贈りましょう!
それでは、成功を祈りますよォ~(
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