サクラさん
英語のリスニングに
弱くて困ってます(😿)
弱くて困ってます(😿)
ハンサム 教授
大丈夫。君ならじきに
強くなれますよ。
強くなれますよ。
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サクラさん
え~ッ、ほんと
ですか?(🙀)
ですか?(🙀)
ハンサム 教授
だって君、オードリー・
ヘップバーンに憧れて
憧れて、ついに5キロも
やせたそうじゃない
ですか;^^💦



ヘップバーンに憧れて
憧れて、ついに5キロも
やせたそうじゃない
ですか;^^💦


サクラさん
実はそうですけど…
ハンサム 教授
それですよ。
彼女のキレイな英語を
聞きまくればバッチリ
ですよ。
彼女のキレイな英語を
聞きまくればバッチリ
ですよ。
サクラさん
あッそうかぁ……
フフッ 希望が
湧いてきました~(😻)
フフッ 希望が
湧いてきました~(😻)
オードリーの英語を聴く
ではさっそく参りましょう。大女優オードリー・ヘップバーン、
少女時代の可愛さを堪能してください!
『ローマの休日』の始まってまもない
場面での王女(オードリー)と
侍女との会話です。
ほらほら、ウットリしてるばかりじゃ
ダメですよ。
リスニングに強くなることが
目的なんですから。
そういうわけで、無粋とは知りつつ、
聞こえてくる英語にいささか立ち入って
メスをふるって参りますよ。
まず初めの部分に戻って、王女がまだ
ベッドにいて侍女と言葉を投げ合い、
ついにベッドを飛び出す…その直前の
セリフを取りあげてみましょう。
“Did you know there are people who
sleep with absolutely nothing on at all?”
sleep with absolutely nothing on at all?”
と言っていたわけなんですが、
しっかり聞き取れましたか?
え? ダメ?
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聞き取れない場合は、なんらかの原因が
あるはずですから、進歩したければ
まずそれを突きとめること。
原因は人それぞれですが、日本人に多い
弱点として挙げられるポイントの一つが
単語ごとの発音の強弱差の大きさに
ついていけない(特に弱く発音された
単語が拾えない)いうことなんですね。


ここではまずその克服を考えたいと
思うんです。
そこで先ほどのセリフのうち、強く
発音されているものを赤字で
示すと、このようになります。
“Did you know there are people who
sleep with absolutely nothing on at all”
sleep with absolutely nothing on at all”
さて、どういう単語が赤字で、どういう
単語がそうでないか、わかりますか?
文法に強い人にはもう言うまでもない
でしょうが、要するに赤字の語は
内容語。
黒いままなのは機能語ということに
なりますね。
これを要するに
「内容語」は強く、
「機能語」は弱く発音される
という原則があるということ「機能語」は弱く発音される
なんですね。
(あくまで原則だから
場合によって例外はあり)
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「内容語」「機能語」って何?
ん? そんな文法用語ははじめて聞いたぞ?はい、そうかもしれませんね。
でも知っておくと便利で、リスニングにも
強くなるはずですので、ぜひこの機会に
覚えてくださいね。
要するに、こういうこと。
内容語
=それ自体に 言葉。
品詞でいえば の4つ。
=それ自体に 言葉。
品詞でいえば の4つ。



機能語
=それ自体に意味・内容はなく
言葉。
品詞でいえば など。
もこちら。
ということになるわけです。=それ自体に意味・内容はなく
言葉。
品詞でいえば など。
もこちら。
そしてここで注意してほしいのが、who
(関係代名詞)とか did, are(助動詞)の
ような構文上重要と思われる語もまた
「弱く(低く)」発音されるという点で
決して法則を外れることはない、
ということです。
もし強く発音されれば、それは例外的な
ことなので、逆に、その語が文脈上重要と
意識されていることを示しています。
このセリフの場合だと、”nothing”が
「機能語」(代名詞)でありながら強めに
発音されていることがその一例ですね。
ざっとそんなわけで、文意理解のカギに
なってくるこういう微妙なところの
理解力も”耳から”ついてくる、
ということもあるんですね。


というわけで、この方法でリスニングを
鍛えていけば、副産物として読解力の
向上も期待できるんですよ。
ともかくそういうことで、このポイントを
しっかりと頭に入れ、一人で音読する
ときも、上記の法則にしたがって強弱の
リズムをつけるようにしてみてくださいね。
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まとめ
さあこれで、あなたのリスニング力はグーンとアップ。
同時にリーディング、スピーキングの力も
相互作用的に向上していくはずですよ。
👉今回のレッスンを基本として、
その応用編にあたる記事も
用意しています。
『ローマの休日』の別場面
(エンディング近く、王女の
記者会見の場面)やスティーブ・
ジョブズのスピーチなどです。
ぜひご覧ください。👇
・英語リスニングのコツは”精聴”!『ローマの休日』の一場面から
・canとcan’tの発音の違いは?👂リスニングには《理屈》がある


さて、ともかく「内容語/機能語」区別の
原則が頭に入った人のリスニング能力は
これからぐんぐん伸びて来るはず。
また文法が整理され読解の力も増すことで、
英語力は必ず総合的に伸びていきます。
ぜひ、騙されたと思って
(いや、思わなくていいですが)
実践してみてください。(^-^)ノ~~
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