サクラさん
『マイフェアレディ』は
とても楽しいミュージ
カル映画でしたが、
エンディングがよく
わかりません。

ハンサム 教授
ヒロインのイライザ
(オードリー・ヘップ
バーン)が戻ってきて
嬉しいくせに、ヒギンズ
教授は顔を隠して「上靴
(スリッパ)はどこだ!」
と怒鳴る…

サクラさん
それを笑顔で受け入れる
イライザはつまり教授と
結婚するということ?

ハンサム 教授
でしょうね;^^💦 映画の
ストーリーの流れから
すると。

サクラさん
Wao!(🙀) なんでそう
なるんでしょうか。

あんな子供っぽい中年
オヤジより、イケメンの
若者でしかもしっかり
愛してくれるフレディの
方がずっといいのに。

ハンサム 教授
実際、原作の『ピグマリ
オン』(バーナード・
ショー)ではラストで
ヒロインが「フレディと
結婚します」と言うん
ですよ。

劇になった時、それが
ヒギンズと結ばれるかの
ように改変されていた
のでショーは激怒した
そうですが…。

サクラさん
でも原作の”ピグマリオン”
はまさに自分の作った
人形を愛してしまう
男の神話でしょう。



それなら結ばれても
いいのでは?

ハンサム 教授
それがそうもいかない。

ショーはその理由も説明
していますが、問題は
教授の”母-息子”関係と
いうことのようで…

サクラさん
すると原作では映画より
もっと母親の存在感が
大きい?

ハンサム 教授
そうなんです。

そのあたりにも注意して
原作と照合しながら映画
『マイフェアレディ』の
あらすじを詳しく見直し
ていきましょう。


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というわけで、おなじみ”あらすじ”暴露
サービスの第177弾(“感想文の書き方”
シリーズ第254回)はアメリカの
ミュージカル映画『マイ・フェア・レディ』
(My Fair Lady,1964。ジョージ・
キューカー監督)((((((ノ゚⊿゚)ノ

そのあらすじを、そもそもの原作である
バーナード・ショーの戯曲『ピグマリオン
――五幕のロマンス』(1914年初演)に
立ち戻って見ていきます。
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最初はごく簡単にストーリーを紹介し、
その上で今度は詳しく、気になる部分を
ぐいぐい掘り下げて解説していこうと
こうという寸法です(^^)у

まずはどんなお話か知らないという人の
ために、ごくごく簡単なストーリーの
紹介から参ります。

ごく簡単なあらすじ(要約)


ロンドンの最下層でひどい英語を話す
花売り娘のイライザは、裕福で独身の
音声学者、ヒギンズ教授と知り合う。

半年をかけて貴婦人に変身させるという
ヒギンズの申し出を受け入れ、彼の
家に住み込んで特訓に励む。

ヒギンズの教育は成功し、半年後の
イライザは王女と見まがわれるほど。

だが、ヒギンズとの間の微妙な感情の
もつれから、激しい口論となり、
家を出て行くが…。

ま、ザっとそういうことなんですが…

ん? これではどこがどう面白いのか
サッパリわからん┐( ̄ヘ ̄)┌?


それでは映画『マイフェアレディ』の
予告編を覗いていただきましょうか。




ん? やっぱりよくわからん?

というわけで、ここはどうしても
「かなり詳しいあらすじ」の方へ進んで
いただかなくてはなりません;^^💦


かなり詳しいあらすじ

それでは参りましょう。

ここでのあらすじは基本的に原作
『ピグマリオン』に依拠し、映画で改変
されている部分など、注意したい部分には
👉印のところで注釈する
という形で進めていきます。

細かいことはどうでもいいという人は
飛ばしてくださいね;^^💦


「 」内や「”」印の白い囲みは上記の
最新訳、小田島恒志訳(光文社古典新訳
文庫 2013)からの引用です。

もちろんラストまで包み隠さず完全
ネタバレありで参ります!

【第一幕】

1910年代、ロンドンの午後11時すぎ、
教会の柱廊で雨宿りする人々。

タクシーを拾おうとする20歳のフレディ・
エインスフォード・ヒルとその一家
(母親と妹)が見すぼらしい花売り娘
イライザ・ドゥーリトルと接触。


彼女の話す言葉をしきりにメモする男が
いると知らされたイライザは、警察関係者
かと思い「しょっぴかせたりしねえで
くりよ」「あちしゃーまっとうな女なんだ」
などと話しかける。
👉つまり夜、街頭で商売するから
といって「身を売る」ような仕事は
していないと強調しているわけで、
彼女のこの主張は第二幕以降も
たびたび繰り返されます。


この男(ヘンリー・ヒギンズ教授)は
イライザをはじめとして、次々に口を
入れてくる人々の出身地をことごとく
言い当てていくので、みんなびっくり(叫び)


『ピグマリオン』2011年フランス公演のポスター


イライザには、こんな英語じゃ「一生
貧民街から出ることはない」などと口汚く
けなしながら、自分なら「三か月でこの子を
大使館の園遊会でも公爵夫人として通用する
ようにして見せます」などと豪語。

「信じられますか?」と居合わせた紳士に
と尋ねると、「ええ、もちろん」との答え。

この紳士、ヒギンズの名声を慕ってインド
から戻ってきた音声学の同業者ピカリング
大佐で、二人は意気投合。


ヒギンズは大佐を連れて帰宅しようと、
一握りの小銭でイライザの花を買う。

イライザはその金でタクシーを拾い、
フレディに別れを告げる。

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【第二幕】

自宅の研究室でピカリングに最新の
研究機器の説明などするヒギンズ。

そこへ盛装したイライザが来訪し、
「レッスンを受けに来た」という。


彼女が払うという金は話にならない
額だったが、娘の真剣さに感動したらしい
ピカリングが半年後の「大使館の園遊会」
で成果を見ようではないかと提案。

うまくやりおおせたら、
あなたは世界一の教師だ。

わたしはうまくいかない方に、
この実験費用の全額を賭けます。

それと、レッスン料はわたしが
持ちましょう。

「よし、ひとつこの薄汚いドブ板娘を
公爵夫人として仕立ててやろう」と
ヒギンズは受けて立つが、依然として
口汚いので、イライザは怒る。


この家に半年間住み込んで訓練を受ける
ことに話が決まり、イライザは家政婦の
ミセス・ピアスらによって、入ったことも
ない風呂に入れられる。

女性一般についてピカリングに問われた
ヒギンズはまくしたてる。

だいたい女ってもんは、親しくなると
途端に嫉妬深く、口やかましく、
疑り深くなって、どうにも
手に負えなくなる。

だからこっちは、親しくなった途端に、
わがままな暴君になるしかない。
〔中略〕
思うに、女は女で自分の生活を
したがり、男は男で自分の生活を
したがるから、お互いを引っ張り
あってあらぬ方向へ行っちまうんだな。
〔中略〕
だからこうして、かたくなに独身を
守ってるわけですよ、きっと
これからもずっと。

👉ヒギンズの独身主義の理由を
開示する重要なセリフ。

映画のラストではこの独身主義は
捨てられますが、「わがままな暴君」
ぶりは冗談っぽく残存するわけです。

原作のヒギンズはこの主義を捨てない
のですが、映画とのこの違いは、
彼の年齢とも関係しそう。

映画でヒギンズを演じたレックス・
ハリソンはこの時すでに56歳で、
老いも目立ちますが、原作では
40歳そこそこ。


映画『ピグマリオン』(1938)と『マイ・フェア・レディ』のポスター
ヒギンズ役のレスリー・ハワード(左)は当時45歳


まだまだ適齢期の範囲内ともいえ
ますし、母親をはじめ周囲の人も
そう見ているんですね。


そこへ父親のゴミ収集人、ドゥーリトルが
来訪し、娘を「売る」わけではないが、
自分の結婚で入用だからと金を
5ポンドだけ要求。

能弁に語って「さっさとイライザと結婚
しちめーな」とも言い、ヒギンズが金を
出したところへ、見違えるほど美しく
なったイライザが出てくる。
👉原作のイライザはこの場面で
ヒギンズが外国から持ち帰った
「日本のキモノ」を着て、
「上品で清楚な若い日本人女性」
に変身して登場します。

  

“ジャポニズム”(日本趣味)流行の
時代背景を反映しているわけですが、
映画公開の1964年はもうそんな
時代ではなかったのでしょう。

でもオードリーの着物姿が見られた
かもしれないと思うと、ちょっと
残念はありますね;^^💦


こうしてイライザの特訓の日々が始まる。

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【第三幕】

豪壮な邸宅に住むミセス・ヒギンズ
(ヘンリー・ヒギンズの母)の自宅招待日。

ヒギンズが訪問し、発音はできるように
なったイライザに「どう喋るかだけでなく、
何を喋るか」を教えてほしいと依頼。


フレディ一家やピカリング大佐も訪れて
賑やかになったところへ、イライザが
「洗練された見事な着こなしで登場し」、
その気品に打たれて、一同起立。

イライザの話す英語はいちおう完璧ながら、
ところどころ地金が出たりして一同、
唖然とするが、フレディはそれが面白く、
大いに気に入った様子。


みな立ち去ってピカリングと二人だけ
残ったヒギンズが母にイライザの見込みを
尋ねると、「お里が知れるってことに
気づいてないのだとしたら、あなた、
よっぽどのぼせ上がってるんでしょう」
👉この「のぼせ上がって」という
表現も微妙。

ヒギンズ本人は否定するものの、
母親ははその奥に恋愛感情を見抜いて
(または見たがって)いるようです。

なおミセス・ヒギンズ邸でのこの場が
実質的にイライザの”社交界デビュー”
になるわけですが、映画ではその場所が
「アスコット競馬場」に変えられています。

このあたりからどんどん原作から離れて
いくわけですが、最大の違いがすでに
ふれた母親の存在感で、原作ではその
セリフも圧倒的に多いのです。


ヒギンズ母子の会話。

ミセズ・ヒギンズ まったく、
あなたたち二人とも大きな赤ん坊ね、
生きたお人形で遊んでいる。

ヒギンズ 遊んでいる! 僕がこれまで
取り組んだ一番大変な仕事です、
間違えてもらっちゃ困る。
〔中略〕
一人の人間を連れてきて、新しい
話し方を教え込むことで全く別の
人間に作り変える、それがどんなに
興味深いことか。

これは階級と階級を、魂と魂を隔てて
いる最も深い溝を埋めることなんです。
〔中略〕
こんなに夢中になった実験は
初めてです。
〔中略〕
新しいイライザを作っている。

👉ヒギンズのこのような願望こそ、
自作の人形に恋したギリシャ神話の
ピグマリオンにちなんで”ピグマリオン
・コンプレックス”と呼ばれているもの。

要するに”My Fair Lady”(私の〔だけの、
ための、特製の〕美女)を創造したいという
情熱で、日本でもたとえば『源氏物語』
(若紫の段)で紫の上に、あるいは近代なら
谷崎潤一郎の『痴人の愛』でナオミに
注がれる男たちの熱い思いにそれを
見ることができます。

詳しくはこちらで。

源氏物語のあらすじを簡単に 光源氏はマザコンでロリコン?

         源氏物語画帳 朝顔 800px-Ch20_asago

谷崎潤一郎 痴人の愛のあらすじ⦅ナオミと譲治のM的結末⦆


ピカリングとの賭けの期限(6か月)以前、
大使館のレセプションにデビューする
イライザ。

神々しいほどの美貌と優雅な雰囲気に
一同圧倒され、またイギリス人でこれほど
「英語を完璧に話す女性」はいない、
だからきっと他国の「王女様」に違いない
と見る者も…。

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【第四幕】

パーティから帰ったヒギンズたち。

園遊会などの連続で疲れて蒼白となり、
「美しさに殺気が漂う」イライザ。

スリッパを探しに現れたヒギンズに
「ほら、スリッパ!」と一つずつ
思いっきり投げつける。

イライザ わたしはただ、賭けに
勝たせてあげただけ。

それだけのこと。

わたしなんて、どうでもいいんでしょ?

ヒギンズ 勝たせてあげた!? あげた!? 

何をずうずうしい!

オレが勝ったんだ。

どうしてスリッパを投げつけた?

イライザ その顔を叩きつぶし
たかったから。

殺してやりたい、自分のこと
ばっかりで、威張りくさって、
どうしてわたしをあのままあそこに
――ドブの中に、ほっぽっといて
くれなかったの?

「ああありがたい、やっと終わった、
あとはまた、こいつをあそこに捨てて
くればいい」って、そういうこと?


イライザをなだめるヒギンズが、君と結婚
したがる男は多いだろうから、そのうち
たとえば母が「適当な男を見つくろって
くれるんじゃないかな」と言うと

イライザ わたしは花は売ってたけど、
自分の身を売ったりはしなかった。

でも、あなたにレディにしてもらった
今、他に売れるものがあるかしら?

        


👉下層の女は働いて自活しているのに
対して、上流の女は「自分の身を売る」
形での結婚しか生きる道がない…
という痛烈な皮肉ですね。

【転】でのヒギンズのセリフにも「階級と
階級」の「溝を埋める」云々とあり
ましたが、原作ではこの種の階級意識や
社会批判が随所に読み取れます。

映画ではそのあたりの批評性は希薄で、
イライザの反発も「殺してやりたい」
というほど過激ではありません。


出て行くことに決めているイライザが
衣装や装身具について持ち出していいかを
尋ねると、二人はまた口論になり決裂。

「一挙手一投足に怒りと決意」をみなぎ
らせて支度し、「鏡の自分に向かって舌を
出し」てから外へ出る。


出ると、そこにはこれまで毎日のように
手紙をくれていたフレディがいて、夜は
いつもここにいる、「いるだけで幸せ
だから」と言う。

「イライザは慰めに飢えていたので、
キスに応じる」。

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【第五幕】

ヒギンズとピカリングはミセス・ヒギンズ
邸を訪問し、イライザの家出について
対応方法を相談。


そこへ結婚式に臨む服装のドゥーリトルが
訪れ、ヒギンズがいたずらで書いた手紙から
金持ちになった経緯を語る。

イライザが行方不明だと聞くと、じきに
自分のところに養われに来るだろうと言う。

ヒギンズは「そんなことさせるか」と
跳びあがり、「お前は娘の代金」を
受け取ったんだからとムキになる。


するとミセス・ヒギンズは「バカなこと
言うんじゃありません」、イライザなら
「今、上にいます」。

驚くヒギンズに、母は今朝ここへ来た
イライザの心境を代弁。


イライザが明るく落ち着いた態度で登場し、
ヒギンズらに慇懃に挨拶し、別れを
告げようとする。

ドゥーリトルが去り、イライザが
バルコニーに出ると、ヒギンズが追い、
二人きりで話す。

   

「僕が君なしでやっていけるかどうか」
考えたこともないだろうと切り出すと
「丸め込もうとしても無駄よ。あなたは
わたしなしでやっていくしかないんだから」
とイライザは動じない。

「君がいないと、さびしいだろうな」、
君から学ぶこともあって、感謝してるし
「君の声や姿にすっかりなじんでしまって、
正直、気に入ってる」とヒギンズ。

イライザ そう、蓄音機とアルバムに
入ってます。

わたしがいなくなってさびしかったら、
そのスイッチを入れて下さい。

機械は感情を害したりしませんから。

ヒギンズ 蓄音機じゃ、君の魂までは
かけられない。

その感情を置いて行ってくれ。

声と顔は持って行っていいから。

そんなもんは、君じゃない。

👉このあたりまでの会話は映画も
ほぼ同じ(場所はヒギンズの研究室)
ですが、微妙に違うのはこのあと。

二人が結ばれるハッピ-エンドに
まとめようとする映画に対し、
あくまで埋まらない溝を浮かび
上がらせる原作とで、違って
くるのは当然ですが。

「悪魔よ、あなたは。女の腕をねじあげる
みたいに、簡単に女の心をねじあげて
しまう」と罵倒するイライザは、そもそも
なぜこんな(下層の娘をレディに仕込む)
ことをしたのかと問い詰める。

ヒギンズ そりゃあ、それが
仕事だから。

イライザ わたしにとって、どんな
面倒なことになるか、
考えなかった?

ヒギンズ もし、造物主たる神が
面倒なことになることを恐れて
いたら、世界は生まれて
いなかっただろう。

生命を生み出すことは、
面倒なことを作ることだ。
〔中略〕
イライザ わたしがもう、あなたのいう
ドブの中へは戻れないってことも、
〔中略〕今のわたしには下層の
つまらない男とじゃやっていけない
ってこともよくわかってる。

それを、さも、わたしにできることの
ように言って侮辱するなんて、
あんまりだわ、残酷よ。
〔中略〕
わたし、フレディと結婚します。

わたしが彼を養えるように
なったら、すぐ。

👉というわけで、原作ではこの決裂状態の
まま、「あいつはフレディと結婚
するんですよ。はっ! はっ!」
というヒギンズの大笑いで幕を閉じます。

もちろんこの結婚をイライザが本気で
考えているかどうかもはっきりしない
わけで、ともかく示唆に富むオープン・
エンディングのように解されます。


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“母-息子”の間に入り込めないイライザ?

さて、いかがでした?

歌・踊りで大いに楽しいミュージカル映画
『マイ・フェア・レディ』にもけっこう
深い部分があって、そのあたり、原作の
『ピグマリオン』と照らすことで、
よりよくご理解いただけたのでは
ないでしょうか。


ん? 冒頭でいわれていたヒギンズ教授の
“母-息子”関係の問題がまだ見えてこない?

そうですね。

それは「あらすじ」には盛れません
でしたが、劇の初演後にショーが書いて
1916年版の『ピグマリオン』につけた
「後日譚」に詳しく述べられています。

そちらを見ていただくのが早道ですが、
ここで少しだけつまみ食いして
おきましょう。

      

「イライザがロマンスのヒロインになった
からというだけの理由で、物語の主人公と
結婚したに違いない」とみる「浅はかな
思い込み」には「我慢がならない」と
ひとくさり怒りをぶつけたショーは、
ヒギンズの「頑なな独身主義」に
注意を促します。

想像力豊かな少年が、金銭的余裕と、
知性と、人間的魅力と、洗練された
品格と、家を美しく飾ることができる
一流の芸術的センスとを併せ持った
母親に育てられると、大抵の女性には
太刀打ちできない基準が設けられて
しまうばかりか、彼の愛情や美的感覚や
理想は、性的衝動には向かわなく
なってしまう。

イライザはここまで理解していたわけでは
ないが、彼と母親との間に割って入ることは
できないと「本能的に感じとっていた」。

その他いくつかの要因も絡んで「イライザの
本能が彼女の創造主(ピグマリオン)とは結
婚しないよう警告を発するのは当然の
ことだ」とショーは説くのです。

まとめ

というようなわけで、この作品の底流には
イギリス知識階級の微妙な”マザコン問題”
も潜んでいるらしいということが
見えてきましたね。

そのほかにもまだまだいろんな問題や
面白みを発見していくことができそうです。

    

映画の方での魅力はなんといっても
オードリーの美貌と見事な演技。

歌の方は口パクだそうで、この点で
同年の映画『メリー・ポピンズ』主演の
ライバル、ジュリー・アンドリュースに
引けを取りオスカーをさらわれたという
話ですが、それにしても立派。

きれいと汚いの両極端の英語の
使い分けは見事なものでした(😻)。
👉彼女の英語をナマで聴いて
リスニング力を鍛えて
みませんか?

興味ある人はこちらでどうぞ。

オードリーヘップバーンの英語でリスニング!【ローマの休日 動画つき】

英語リスニングのコツは”精聴”!『ローマの休日』の一場面から

   
👉オードリー主演映画は不滅の人気。

なかでも極めつけは、すでにふれた
『ローマの休日』に、それから
『ティファニーで朝食を』そして
『戦争と平和』…かな。

これらの名作についても詳しく
情報提供していますので、
ぜひどうぞ。

ローマの休日のあらすじ//英語も【レッスン動画で】聴き取りながら

    


ティファニーで朝食を あらすじ//原作小説は映画とどう違う?

           

戦争と平和(映画&原作小説)のあらすじ【登場人物相関図つき】   

    

そのほか、人気のアメリカ映画と
その原作についての情報なら、ぜひ
こちらの記事もご参照ください。

ローズマリーの赤ちゃんのネタバレ 戦慄の結末は原作でしか読めない!

シカゴ(映画)のネタバレ 傑作ミュージカルのあらすじをたどる

     

キャバレー(映画)のあらすじ ミュージカルを超える名作だ!

羊たちの沈黙のあらすじ⦅原作のラストまでネタバレありで⦆


さあ、これだけの情報があればOKですよね、
感想文やレポートを書こうという場合も

ん? 書けそうなテーマは浮かんで
きたけど、どういう風に書いたら
いいか、方法がわからない?

それでしたら、是非こちらを
覗いてみてください。

👉当ブログでは、日本と世界の
文学や映画の作品について
「あらすじ」や「感想文」関連の
お助け記事を量産しています。

参考になるものもあると思いますので、
こちらのリストからお探しください。

「あらすじ」記事一覧

≪感想文の書き方≫具体例一覧

映画のまとめと解説:最新作から歴史的名作までネタバレありで


ともかく頑張ってやりぬきましょー~~(^O^)/


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