サンタクロースの由来は?🎅韓国はもちろんクリスマスとも関係ない?


やあやあサイ象です。

クリスマスといえばサンタクロース!

でもこのおじさん、もともとどこから
出ていらっしゃったのか…つまりその
由来や起源についてご存知ですか?

近頃はそれが「韓国」だという説も
聞くんですが、ほんとなんでしょうか?

Sponsored Links



というわけで、本日はわたくしサイ象が
サンタさんのご住所(場所は秘密;^^💦)
まで出張して、ご自身のお話を聞いて
参りましたので、是非じっくりと
終わりまでお聞きください。


🎅 サンタクロース登場

どっこいしょ、と……

はいはい、お待たせしました。
わしがサンタクロースですじゃ。

    サンタsanta-34692_640

いやー、さすがにこたえますな、
このトシんなると。

一晩で世界じゅう回るってのも……


え? そんなこと不可能だろっ…てか?

いや可能なんじゃ。

思いだしてみられよ、あんたの国の
浦島さんだって、玉手箱をあけるや
“一瞬”にして300歳だか700歳だかの
お爺さんになってしまったではないか。

         図1

ならばその逆もあるはずで、何を隠そう
わしは”逆=浦島”、あんたらにとっての
“一瞬”の間に300年も700年もの長さを
生きる人間……いや、妖怪と呼んで
もらってもかまわんがな、ホーッホッホ。


🎅 韓国のお生まれで?

何? 「生まれは韓国か」じゃと?

ホーッホッホッホ、ソウル大のキム・
ジス名誉教授が唱えだしたという
この説のことじゃな。

15世紀の李氏朝鮮時代、
慶尚道地域は毎年飢饉になって、
飢えてしまう子供が多くいた。

飢え死にしていく子供たちに
胸を痛めたある爺さんが、
自分の財産をはたいて子供らに
お菓子や贈り物を与えた。

    

このお爺さんの噂は
たちまち広まった。

朝鮮に来てこの話を聴いた
西洋人が、自分達の実情に
合うように脚色して
サンタクロースをつくり上げた。
(引用元:柔らかニュース。文章は改変)

ホーッホッホッホ、いや~吹いて
しまったよ、冗談のきつい先生じゃ。


わしはもともとニコラオスといって、
ローマ帝国リュキア属州(小アジア
地方)のミラ(ミュラとも)に生まれた。

紀元270年ごろのことじゃから、もう
1700歳以上になるんじゃがな、
ホーッホッホ。

   サンタ nicholas-477497_640 


というわけで、わしはもちろん毎年
クリスマスには韓国も訪問するし、
キムチも大好きじゃが、韓国慶尚道の
奇特なお爺さんが起源になっておる
わけでは全然ない。

そもそもの起源をいえば、実は
クリスマス自体とも関係はないんじゃよ。


ホーッホッホ、そんなに
驚かんでもよろしい。

本来は関係なかったものが人間
どもの勝手な都合で一緒にされて
しまったというのが実情じゃ。


ん? なんでそうなったか? 
   
ふむ、それでは今日は
その話でもいたそうか。

それにはまず、このわしがいったい
何者かというところから、お話せねば
ならんじゃろうな、ホーッホッホ。



🎅 偉大なる聖ニコラオス

さっきもすこしふれたが、わしは
3世紀にローマ帝国内のミラで生まれ、
大主教まで上った神学者じゃった。

あまりにもエラかったので、生きながら
にして”聖人”と崇められ、聖ニコラオスと
称された次第じゃ、オホン( ̄ヘ ̄)。

       修道士 nun-29854_640

え? どこがそんなに
エラかったのかって?

ガハハ、それはじゃな、持ち金を惜しまず
どんどん出して困った人たちのために
使いまくったことじゃ。

そこは慶州道のお爺さんと同じとも
いえるが、向こうがわしに似たんで、
わしが彼に似たんではないぞ。


ん? そんな金がどこにあったのか?

それはわしの家がもともと大金持ちで、
しかも両親とも伝染病で早死にして、
その全財産をわしがつぐことに
なったからじゃじゃ、エヘン( ̄ヘ ̄)。

         

そういえば、クリスマスプレゼントを
もらおうとしてイブには靴下を吊して
寝る子もいるじゃろう。

あの靴下(ほんとはストッキングじゃが)、
あれも、困っていたある家にわしが
投げ入れた金貨の袋が、干してあった靴下に
スッポリ入った、という話が由来なんじゃ。

どうだ、エラいじゃろう、
ホーッホッホッホ。 

詳しくは、こちらをご覧あれ。

クリスマスプレゼントは靴下にって、なぜ?サンタの答えは?


Sponsored Links




🎅 もとはサンタの命日のお祭り

ところでご承知かな?

日本語で「聖」と訳されておる接頭辞は、
「セイント」とか「サン」とか「ザンクト」
とか、各言語によって言い方が異なる。

「聖ニコラオス」というわしの名も
各国でいろいろに訛って呼ばれるように
なったが、オランダ語ではこれが
「シンタ・クラース」(Sinter Klaas)。

かの地では14世紀ごろから、わしの命日
だという12月6日に(ほんとは死んで
おらんのじゃが、フッフッフ…)「シンタ
クラース祭」を祝うようになった。



その後、17世紀にアメリカに植民した
オランダ人たちがこの祭りを広めた結果、
アメリカ風になまった「サンタクロース」
の名が定着したというわけじゃ。


だからもともとは「サンタが街にやって
来る」のは12月6日ということになって
おったんだが、これがいつか24日の
クリスマスイブまで待たされる
ことになってしまった。

聖ニコラオスもキリスト教の聖者には
違いないんじゃから、イエス・キリストの
降誕を祝うクリスマスと一緒でいい、
同月中に2回もお祭りはいらん……という、
まあ、ご都合主義じゃな。

   512440461-聖母マリア-モスクワ-絵画-キリスト教

だが実はこれも妙な話で、わしの命日が
6日だというのはちゃんとした記録が
あるんじゃが、キリストの生まれた日に
なると、実はわかっておらんのじゃよ……



🎅 異教徒の冬至祭りと習合

それが12月25日だということになった
理由はといえば、四世紀の半ばに教皇
ユリウス一世が「25日だ-!」という
公式な布告を出したから、
ということにすぎん。

布告前に調査は行われたが、正確な
日付を特定できるような文献的な
証拠は何一つ上がっていなかったんじゃ。
       
    santa-160903_640

ということはつまり、この日付は純粋な
歴史の調査から出てきたものではなくて、
むしろ功利的というか、政治的というか、
それが及ぼすであろう効果を計算した
上での決定、ということなんじゃな。

どんな効果かって? 
それはつまりこういうことじゃ。


キリスト教が布教して行く以前の
ヨーロッパに広く住み着いておった
ゲルマン人やケルト人が、やはり年末の
宗教行事として盛大に祝っていたのが
「ユールタイド」と呼ばれる冬至の祭で、
それがたいがい25日じゃった。

イエス・キリストの生誕もこの日だという
ことにしてしまえば、異教徒たちの祭りと
いっしょくたになって、キリスト教は
受け入れられやすくなるではないか…
ホーッホッホッホ。 

   クリスマスツリーkids_dragging_Christmas_tree_1914

今でもクリスマスツリーに使っている
ヒイラギ、ヤドリギ、ユール(ゲルマンの
祭り)の丸太、祝い酒の大杯などは
すべて異教徒の祭りの伝統が入り込んだ
ものであって、キリスト教的な意味は
ないんじゃよ。

クリスマスツリーの歴史に
かんしては、こちらも
ご覧くだされ。

クリスマスツリーの由来は?漱石も読んだ英語教科書に学ぶ



🎅 クリスマスでなく「サンタマス」?

だいたいキリスト教は本来、どちらかと
いえば陰気な宗教で、現代の世界各国で
クリスマスと称しておる陽気な馬鹿騒ぎ
とはなじまんはずではないか?

現代でもカトリックの一部や「エホバの
証人」(JW)のように、クリスマスを
否定する信徒も少なくない。

歴史的にいって「キリストのミサ」である
はずのクリスマスが今や「サンタクロース
のミサ」、つまり「サンタマス」に
なっちまってる、だからやめろ……と。

     christmas-234093_640

うーん、わしとしては痛し痒し、
同感するところがないでもないが、
廃止になったらわしは完全に
忘れ去られてしまうじゃろう。

それはしかし……あまりに
サビシ~~((((((ノ゚⊿゚)ノ


もしクリスマスをおやめにするなら、
12月6日の聖ニコラオス祭をきっちり
復活させてほしいものじゃ、
ホーッホッホッホ。 


さて、おわかりいただけたかな?

クリスマスの起源はもともとわしの
命日の祭りで、12月6日だったんじゃが、
この「6日」という日付は、お話しして
来たようなわけで、淋しいことに、
ほとんど記憶されておらん。

が、たとえば25日の朝にプレゼントが
ほしければ6日までにサンタさんにリストを
届けなさいと言われるような場合もあって、
そんなところにかろうじて痕跡を
とどめてはおるんじゃ。

      サンタ images

それではまた、クリスマスイブに
お目に掛か……あ、いや、お目に
掛かかることはないが、きっちり
お宅にも潜入させてもらう。

いや、煙突はなくても大丈夫なので
安心されよ、ホーッホッホッホ(*~▽~)ノ。

わしが煙突から家に入る
という話が比較的新しいもので、
信じるに足らんことについては
こちらで話しておるので、
ぜひ参照されたい。

サンタは煙突から入るって、なぜ?サンタクロースの答えは?



🎅 サンタクロース退場

いやー、サンタクロース、いや
聖ニコラオスのまことにありがたい
お話……よくわかりましたよね。

みなさん、もしサンタのおじさんから
クリスマスプレゼントをもらいたいと
思うなら、聖ニコラオスの命日である
12月6日までにリストを作ってサンタさん
にお手紙を出さないといけませんね。

手紙の書き方については、こちらを
参考にしてください。

サンタへの手紙を正調の英語詩で!漱石も読んだ教科書から


それでは、メリー・クリスマス……
いやサンタマス…かな?(ニコニコ)

Sponsored Links

合わせて読みたい関連記事


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ