親指姫のあらすじを簡単に🐥蝶やツバメならよくてモグラは…


やあやあサイ象です。

おなじみ「あらすじ」暴露サービスも
今回でなんと第131弾((((((ノ゚⊿゚)ノ

“感想文の書き方”シリーズ全体では
190回となります。

Sponsored Links



今回はあのカワイイ可愛い(😻)
『親指姫』で行ってみますよ~。

美しい絵本も色々と出ています。
      👇 👇 👇 👇 

       


🌷 簡単なあらすじ

それではさっそく参りましょう。

もちろんネタバレありですので、
結末を知りたくない人は絶対に
読まないようにしてくださいね。

わかりやすさのため「起承転結」の
4部に分けていますが、それは私の
判断によるもので、原作者アンデルセン
先生のあずかり知らぬところです。

では、始まり始まり~


🌷【起】

むかしあるところに、かわいい赤ちゃんが
ほしいと願っている女の人がいました。

魔女のところへ相談に行くと、
大麦の粒をくれて、これを植木鉢に
まくようにと言われました。

      

女の人がその通りにしますと、たちまち
芽が出て、チューリップそっくりの
美しく大きな花になりました。

彼女がそのつぼみにキスをしますと,
ぱっと花びらが開き,そのお花の
まん中には小さな小さな女の子が
ちょこんとすわっていました(👶)。


かわいいその女の子は大きさが親指ほど
しかありませんでしたので、親指姫と
呼ばれることになりました。

「親指姫」は英語では
“Thumbelina”。

“thum”が親指でそのあとの
“bel”はフランス語・スペイン語
・イタリア語などのラテン系
言語で「美しい」の意、”ina”は
女性形を作る接尾辞ですね。




🌷【承】

ある晩,親指姫の寝ている部屋の
窓からヒキガエルが入りこみました。

親指姫を自分の息子の花嫁にほしいと
思ったヒキガエルは、さらって
いってしまいます(叫び)。

    

次の朝目ざめた親指姫は、みにくい
ヒキガエルの息子と結婚させられ
そうだと知って泣きだしました。

かわいそうに思った魚たちに助けられて
親指姫はスイレンの葉に乗り、
ヒキガエルの家を出て川を流れていきます。

空から親指姫を見てとても好きになった
白い蝶が葉にとまり、二人はたのしく
流れていました。


ところが、そこへコガネムシが
飛んできて、姫を前足でつかんで
飛んで行ってしまいます。

コガネムシの家では
「足が2本しかなくて,触覚もない。
まるで人間のようでみっともない」
とさんざん悪口を言われ、けっきょく
森の中のヒナギクの上に置き去りに
されてしまいました。

         

やがて冬になり、寒さにこごえながら
歩いていくと、野ネズミの家を
見つけました。

野ネズミのおばあさんは親指姫を
暖かい部屋に入れて,食事も
与えてくれました。

親指姫は親切なおばあさんのもとで
楽しい毎日を送りました。

Sponsored Links




🌷【転】

ある日,野ネズミのおばあさんは
親指姫に言います。

「お隣のモグラさんはお金持ちだから,
お嫁さんになれば暮らしに困らないよ」

   

太陽も花も大嫌いなモグラと結婚するのは
いやでしたが、モグラの方はすっかり
その気で、自分の家から野ネズミの
家まで土の下に長い道を掘っていました。


その道の途中に,一羽のツバメが
けがをして倒れているのを見つけた
親指姫は、かわいそうに思い、
その閉じた目にキスしてやりいます。

それから看病を続け、春になって
ようやく元気を取り戻したツバメは
親指姫に別れを告げながら「一緒に
行きませんか」とさそいました。

親指姫はお世話になった野ネズミの
おばあさんの悲しみを思うと,
一緒に行くとは言えず、
ツバメを見送ります。



🌷【結】

結婚式の準備が進み、いよいよその当日,
悲しみにくれる親指姫のところに
あのツバメが飛んできて言いました。

「ぼくの背中に乗って暖かく
美しい国へ行きましょう!」

親指姫は,今度は迷いませんでした。

  

真っ白な大理石の宮殿があり、
花や果物でいっぱいの国に着いた
ツバメは,いちばん美しい白い花の
花びらの上に親指姫を降ろしました。

驚いたことに、その花のまん中には
親指姫と同じほどの大きさの、
白くすきとおった「花の天使」がいて、
背中には美しい羽がはえています。


まわりを見るとどの花にもそういう
小さい男女が住んでいたのですが、
姫の花にいた天使は、「みんなの
王様」でした。

王様を見て親指姫は「なんて美しい人」
と思いましたが、じつは王様の方でも
同じことを思っていたので、ぼくと
結婚して「花の女王様」になって
くれませんかと言い、親指姫は
受け入れました。

王様は親指姫の背中に大きな白い
ハエの羽をつけて飛べるようにし、
親指姫という「へんな名」はやめて
「マーヤ」と呼ぼうと言いました。

     

ツバメはやがてその暖かい国を
去ってデンマークへ戻り、巣を
作った家に住むおじいさんに
このお話を聞かせてあげました。

そういうわけで,私たちはこの
お話を知ることができたのです。
         (おわり)



🌷 なぜモグラやヒキガエルじゃだめなの?

さあ、これでよくわかりましたよね。

いやまだよくわからんという人は
こちらの動画でおさらいをして
もらえればと思います。




ともかくこれは人によって、色々と
違った感想の出てきそうな童話ですよね。

たとえば読者が美人(と思っている)か
不美人(と思っている)か、イケメン
(と思っている)かそうでない(と思って
いる)かで、反応がだいぶ違ってくるん
じゃないでしょうか。

       

つまり親指姫も(幸せな結末へ行くまでは)
かわいそうだけど、モグラやヒキガエル、
コガネムシたちはどうなのさ…

彼らの方こそかわいそうなのでは(😿)?


それに対して「花の天使」の王様をはじめ、
ツバメとか白い蝶とかは、なぜ親指姫に
好意をもってもらえるのか……

これ結局、見てくれの美しさがすべて
なんじゃないの?


だとしたら……ア、ア”ー(((゜д゜;)))

アンデルセンは見かけの「きれい/
きたない」で人を判断せよと
教えたのか(# ゚Д゚)?



いやまあ、落ち着いてください…;^^💦


女ってそんなもんだよ…

と自分自身モテなかったアンデルセンが
経験を叩き込んで作った、ほろ苦い
物語として読んでみてはどうでしょう。


男女とも「(どちらかといえば)キレイな
人の方がモテる」というのは、逆らいようの
ない人生の実相として、誰もが学んでいく
しかないことなのでは?

男性はそう思って読めば身にしみますし、
女性としてはやはりモグラなんかと
結婚したくないという姫の思いが切実な
実感としてビンビン響いてくる…

といろんな人の心に訴える…
この意味でやはりすぐれた文学作品
にはちがいないと思うわけです。

美しくない者はツライ…
というのも文学の永遠の
テーマの一つ。

こちらの作品などを見て
考え直してみませんか?

美女と野獣 原作のあらすじ 🐗ディズニーとの違いを結末まで

オペラ座の怪人のあらすじ 👻原作とミュージカルの違いは?

     



🌷 「小さい」ことは武器にもなる

「キレイ/キタナイ」の問題につい深入り
してしまいましたが、その前に『親指姫』で
忘れちゃならないテーマは「小さい」という
ことですよね。

このことを自分の問題として悩んでいる
人もいるでしょうし、悩んでなくても
子供はみんな「小さい」ともいえるので、
主人公が小さい昔話・童話は人気があります。


「小さい」ことは当人を悩ませることも
ある反面、これを「カワイイ」に転じる
ことができれば、有力な武器にもなりますね。

親指姫はまさにそれをやっているとも
いえますし、思えば日本の物語にも
そういうのがけっこうあるのでは?


一寸法師は文字通り小ささを武器にお姫様に
可愛がられたり、鬼の胃袋に入って針の刀で
刺したりしましたし、桃太郎やかぐや姫も
最初は小さかったらこそ大事に
されたのかもしれません。

  
  「新竹取物語(一名指子姫)」in『少年世界』明治28年11月号より


それに関連して面白いのは、この『親指姫』が
日本に最初に紹介された時のタイトルが
「新竹取物語(一名指子姫)」というの
だったこと。

『少年世界』明治28年10-11月号に掲載された
もので著者名「森晋太郎」となっていますが、
『親指姫』の翻案であることは明白で、
ストーリーもアンデルセンにほぼ忠実。

「小さい姫」で日本人がピンと来るものと
いえば「かぐや姫」だったことが
よくわかります。

「かぐや姫」もいろんな問題を
含んでいます。

こちらもご参照ください。

かぐや姫の罪と罰って何?原作『竹取物語』に秘められた鍵は?

     



『親指姫』以外でもアンデルセンの
童話は色々と問題含みです。

こちらをご参照いただければ
と思います。

童話 人魚姫(アンデルセン)のあらすじ🐠本当は怖い恋物語

赤い靴(アンデルセン童話)原作のあらすじ👠怖いのはどこ?

雪の女王(アンデルセン)のあらすじ⛄アナ雪”原作の怖い童話

     Sleeping

アンデルセンの本を早く安く
手に入れたい場合はAmazonが便利。

こちらから探してみてください。

👠アンデルセンの本:ラインナップ👠


さあ、読書感想文やレポートを書こうか
という人も、これだけ情報があれば
もうバッチリ。

いろんな角度から書いていけますね。


ん? 書けそうなテーマは
浮かんできたけど、具体的に
どう進めていいかわからない( ̄ヘ ̄)?

そういう人は、「感想文の書き方
《虎の巻》」を開陳している記事の
どれかを見てくださいね。

当ブログでは、日本と世界の
種々の文学作品について、
「あらすじ」や「感想文」関連の
お助け記事を量産しています。

参考になるものもあると思いますので、
どうぞこちらからお探しください。

「あらすじ」記事一覧

≪感想文の書き方≫具体例一覧

ともかく頑張ってやりぬきましょー~~(^O^)/


Sponsored Links

合わせて読みたい関連記事


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ