サクラさん
100年近い伝統を誇る
無添加・無香料の
“坊っちゃん石鹸”が
製造中止になったとか。

ハンサム 教授
なりかけましたけど、
別の会社が工場を買い
取って販売を続けて
いますから、通販などで
簡単に入手できますよ。


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サクラさん
その工場があるのは
四国・松山ですね?

ハンサム 教授
いいえ、東北・仙台
ですが…;^^💦

サクラさん
オヨヨ(😿) 坊っちゃん
団子に坊っちゃん列車、
坊っちゃん文学賞に
坊っちゃんスタジアム…
みんな松山のご自慢
なので、坊っちゃん
石鹸もそうだとばかり…




じゃあ松山の場合とは
違って、夏目漱石とは
関係ないんですね?

ハンサム 教授
それが、そうとも言い
きれないらしい;^^💦

サクラさん
ほほ~(🙀) 漱石と仙台
とは縁がなかったような
気がしますが、一体
どういうつながりで❔

ハンサム 教授
それを知ればますます
“坊っちゃん石鹸”を
使いたくなりますよ。


というような次第で、本日の内容は
ザッと以下のとおり。


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坊っちゃん石鹸のメリット

さてこの「坊っちゃん石鹸」、全国的な
知名度はさておくとしましても(今後に
期待)、発売元のある宮城県では
知らぬとてない有名ブランド。

産科医院に置いてあるのもよく見かけ
ますが、それはこの石鹸がことのほか
肌にやさしく、肌の弱い赤ちゃんに
使ってもOKなことのあかしでしょう。

無添加・無香料で、肌への刺激が少なく、
アトピーやニキビに効果があるという
情報が女子高生の間で口コミで広がった
ことで売り上げを伸ばしたとも
言われています。


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そもそも石鹸は何から作るかと言いますと、
基本的な素材は苛性ソーダ(水酸化
ナトリウム[化学式 NaOH])と油。

で、油にも色々ある以上、どういう油を
使うかで製品の性質・品質も決まってくる
のですが、坊っちゃん石鹸に使われて
いるのは牛脂ヤシ油(ココナッツ
オイル)です。

牛脂は皮脂を落とす力の強い脂肪酸
(ステアリン酸とパルミチン酸)を多く含む
一方で、人間の脂に近いため肌のコレステ
ロールを落とし過ぎることがない、つまり
肌を乾燥させないというメリットが
あるのですね。

ただ、融点が高く水に溶けにくいので、
このデメリットを解消するために
混ぜられるのがヤシ油なのです。

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ともかく自然素材で「肌荒れがなく
しっとりする」、しかも「食器洗いや
洗濯にも使えて、汚れ落ちがいい」という
万能型で理想的な石鹸が100年近く前の
大正12年(1923年)に発売されていた
というのは、ちょっとした驚きです。

実際に使っている人の実感はこちらの
動画で、じっくりとお聴きください。
           👇

👉石鹸の素材が意外に単純で、
要するに油と苛性ソーダさえあれば
できてしまうことに驚かれた
かもしれません。

そうして作られる石鹸が爆薬作りに
応用される(なにしろ苛性ソーダは
取り扱い注意の危険物叫び)過程が
描かれる小説にチャック・パラニュークの
『ファイト・クラブ』があります。

ブラッド・ピット主演の映画が有名
ですが、原作は俳句も詠みこまれて、
妙な日本趣味の漂う異色作。

興味をお持ちの場合はこちらの
記事もご参照ください。

ファイトクラブの名言・俳句を原作小説の英語で考察⦅映画との違い⦆

ファイトクラブのサブリミナル効果!問題のラスト画像など各シーンを解説

         


なぜ”坊っちゃん”なのか

それにしても気になるのが、この
「坊っちゃん石鹸」というネーミング。

ターゲットはどちらかといえば女性
でしょうし、松山のように夏目漱石の
『坊っちゃん』の舞台になったわけでも
ないのに、なぜ”坊っちゃん”なのか❓


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どうやら、それも漱石がらみでは
あったようなのですね。

この石鹸を開発した佐藤さんが大正12年に
佐藤石鹸製造所という会社を創業して
製造・販売を開始した時には、実は
「坊っちゃん石鹸」ではなく「釜出し
一番」という製品名でした。

これは「釜で炊いた石鹸素地の、一番いい
部分だけ取り出す」という趣旨で、某社の
ビールの「一番搾り」というネーミングに
似た発想ですね。

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その後、やがて佐藤さんに長男が誕生し、
それを機に改名された品名が
「坊っちゃん石鹸」。

このネーミングにはやはり佐藤さんが
漱石ファンだったことによるのです。

    ƒvƒŠƒ“ƒg

また石鹸に刻印され、パッケージの
図案にもなっている顔はまさにその
“坊っちゃん”──すなわち長男坊や──を
佐藤さんが描いた似顔絵をもとにして
いるとのこと。
(情報はこちらに依拠しています。
👉 石けん屋ドッとこむ)

坊っちゃん石鹸の歴史

「坊っちゃん石鹸」の歴史をもう少し
詳しく辿っておきましょう。

創業者の佐藤氏は、もともと仙台で
絹織物を扱う仕事に従事していました。

絹織物の布地は傷みやすく石鹸成分が
残れば黄ばんでしまうので、これを
なんとかしようと一念発起、絹織物も
傷めずに洗える石鹸の研究・開発に
取り組んだのですね。


仙台の絹織物として有名な仙台平(せんだいひら)
──”坊っちゃん”の七五三に最適です(👨👌)
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その長年にわたるたゆまぬ研鑽努力の結果が
絹織物用の高級石鹸「釜出し一番」で、
佐藤石鹸製造所という会社を設立して製造
・販売を開始したのが大正12年(1923年)
のことだったわけです。

「釜出し一番」は「坊っちゃん石鹸」と
改称後も売れ行きを伸ばし、昭和13年
(1938年)には移転して「東北石鹸工業」
と改称、戦後もまさにあの”坊っちゃん”が
二代目として事業を引き継ぎました。

が、二代目には残念ながら後継者がなく
工場も老朽化してしまい、平成21年
(2009年)3月にはついに「製造中止」を
表明したのです。

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そこへ救いの手を差し伸べたのが仙台市
長町の老舗「畑惣一郎商店」(明治34
[1901]年創業)。

この”畑惣”の社長さんは、ご自身が
“坊っちゃん”だった幼少のころから
愛用してきた「坊っちゃん石鹸」が
消えてしまうのはあまりに忍びないと、
思いきって会社をまるごと買収し、
仙台近郊の名取市に新工場も建設しました。

そして今や、「自然なやさしさ」が
喜ばれ、また販路がインターネットに
重点化してきた時代の流れに乗って
「坊っちゃん石鹸」の全国展開に
成功しつつあるのです。

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まとめ

さあ、もうよくおわかりですよね。

「坊っちゃん石鹸」がどんな石鹸で、
発祥の地はなぜ松山でなく仙台なのか。

いったん「製造中止」になったけれども
現在はインターネットで検索すれば
すぐに出てきて、簡単に、しかも安く
入手できること。

これはもう一度使ってみて、その良さを
実感するしかないですね。
👉石鹸より『坊っちゃん』の方に
興味があるという読者さんは
是非こちらもご参照ください。

坊ちゃんのあらすじを簡単に 夏目漱石の名作 ポイントはどこに?

坊ちゃんで読書感想文【400字/1200字例文】 小学生から大人まで

    
    松山の”坊ちゃん人形”(左から のだいこ、赤シャツ、山嵐、マドンナ、
     ”坊ちゃん”、うらなり、狸)



それではまたどこかでお目に
かかりましょ~((((((ノ゚🐽゚)ノ

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