サクラさん
映画『ドライブ・マイ・
カー』は『ワーニャ伯父
さん』という劇を制作
していく過程の物語に
なっていましたが、
それぞれの役に入った
俳優たちのセリフが
彼ら自身の人生を映す
ナマの声とダブる
ようで…

ハンサム 教授
グッと来ましたね。

そういう巧妙な仕掛けと
『ワーニャ伯父さん』の
世界的人気とが、この
映画の国際的評価を押し
上げる要因になったの
かな;^^💦


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サクラさん
なにしろアカデミー賞の
国際長編映画賞を受賞
しましたからね。

ただ私は『ワーニャ伯父
さん』を読んでいない
ので、劇のおおまかな
ストーリーはなんとなく
分かっても、セリフの
対応関係まではよく
わかりませんでした(😿)

ハンサム 教授
ああ、それならさっそく
読んでごらんなさい。

映画の運転手、渡利
みさきが主人公の暗唱
するセリフが気になって
読みだしたみたいに;^^💦




サクラさん
すみません。今ちょっと
時間がないもんで(😹)

ごく大まかにでいいので
登場人物の相互関係とか
簡単なあらすじだけでも
教えてもらえませんか。

面白そうなら絶対読んで
みますから(🙀)

ハンサム 教授
う~ん。でもセリフの
対応関係を理解するには
各人物の性格や来歴を
知る必要もあり、その
ためには”あらすじ”も
簡単ではすまなくなり
ますよ。

サクラさん
望むところです(😻)


というわけでおなじみ”あらすじ暴露”
サービスの第239弾(“感想文の書き方”
シリーズとしては第326回)となる今回は
ロシアの文豪アントン・チェーホフの
戯曲『ワーニャ伯父さん』(1897)に
挑戦してみます((((((ノ゚🐽゚)ノ
   👇 
   
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日本を含む世界各国でたびたび上演
されてきた名作ですが、まったく未知
という方は、こちらの動画で雰囲気を
つかんでもらえればと思います。

最も新しい映画Uncle Vanya(イギリス、
2020。日本未公開)の予告編です。  👇 
   


というわけで、本日の内容は
ザッと以下のとおり。


登場人物の相関図

さて、映画『ドライブ・マイ・カー』
の原作は村上春樹さんの同名の短編
小説(『女のいない男たち』👇所収)

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ですが、それはたかだか50ページの
いかにも短編らしい短編。

それが映画では3時間にわたる長尺に
なった主な要因は、原作では軽く言及
されていただけの『ワーニャ伯父さん』
の世界を大きくふくらませたことに
あります。

となると、『ドライブ・マイ・カー』
の理解のためにもまず欠かせないのが、
登場人物のやや複雑な相互関係。

そこでよりスムースな理解のために
作成したのが、下記の「登場人物
相関図」という次第です。



『ワーニャ伯父さん』登場人物相関図
💖は、(一方的かもしれない)恋愛感情を示します。
 

やや詳しいあらすじ(ネタバレあり)

それではこれから、岩波文庫『ワーニャ
おじさん』の小野理子訳によりながら、
全四幕のこの戯曲のあらすじをかなり
詳しく辿っていきたいと思います。

途中、映画の中で演じられる劇の稽古
または本番で俳優が口にするセリフの
うち印象的(というか私の記憶に残って
いる部分)には、たとえば「おれは〔中略〕
もし順調に来たら、ショーペンハウエル
にも、ドストエフスキーにも、なれ
たんだ
」のような黄色い帯をつけています。

そのほか、いくつか👉印で注釈を入れて
いますが、不要と思われる場合は
飛ばしてください。



PREVIEWをクリックするとAmazon Videoへ

【第一幕】

ある田舎屋敷の庭、秋の午後。

47歳のワーニャ(イワン・ヴォイニー
ツキイ)と37歳の医師アーストロフ、
年取った乳母のマリーナが茶を
飲みながら話をしている。

ワーニャの亡妹の夫だった老教授
セレブリャコーフとその27歳の若妻
エレーナが帰省して住み始め、都会的な
生活様式を持ち込んだため、自分たちの
暮らしはすっかり調子が狂ってしまった…
云々。

 


そこへワーニャの老母マリーヤと
姪のソーニャ、エレーナが登場し、
座に加わる。

ソーニャの母親はワーニャの妹で、
セレブリャコーフ教授に嫁いだものの
病死し、そこへ後妻に入ったのが
エレーナだった。

ワーニャは、かつて崇拝して尽した教授の
人格や見識に今はすっかり幻滅している
ことを語り、教授本人に対しても毒づいて
いるが、その裏にはエレーナに寄せる
思いがある。


(イギリス映画Uncle Vanyaから。前中央がワーニャで、
その左に教授夫妻。右にアーストロフ、ソーニャ。
画像引用元:BBC NEWS:Uncle Vanya)



教授夫妻が住みついて以来、もう3度目の
訪問になるアーストロフ医師は、森林の
減少と保護の必要性などを説くが、
賛同してくれるのはソーニャだけ。

ソーニャは6年も前から彼を慕っている
のだが、アーストロフ自身のお目当ては
やはりエレーナなのだ。

ワーニャはエレーナと二人きりになると
熱い思いを告白する。

あなたはわたしの幸せで、
命で、わたしの青春だ。

この気持ちが報われる見込みは
万に一つもない。
〔中略〕
わたしは何も求めない。

せめてあなたを眺め、
あなたの声を耳にすることを
許して下さい……。


「困ります。そんなこと」と
エレーナは引く。

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【第二幕】

深夜、教授は痛風の痛みを訴えては
エレーナに愚痴やイヤミを言い、
ウンザリさせている。

わしは生きたい、成功や名声や
騒がれることが生き甲斐だ。

しかしここでは流刑人も同様。

ただ帰らぬ過去を思い、他人の
成功の噂を追いかけ、死を
怖れているだけなのだ……。


ソーニャが入ってきて、父の世話を
始めるが、教授は水薬を渡されて
「違う!」と怒鳴る。

そこへワーニャが現れて、エレーナと
ソーニャに、面倒は自分が見るから、
休みなさいと勧める。

「とんでもない! こいつと二人に
しないでくれ」と教授が拒絶して
わめいているところへマリーナが来、
うまくなだめて、外へ連れ出す。

ソーニャも同行し、またエレーナと
二人きりになったワーニャは、
自分の人生は失われた、教授への
献身で浪費されたのだなどと話す。

そして現在は、無意味さ
ゆえに怖ろしい。

さあ、これがわたしの人生で、
わたしの愛です。
〔中略〕
この家で、みすみすもう一つの命──
あなたの命──までが滅びて行くのを
見るのが、わたしには
耐えられないのだ!


さらに、ひざまずいて求愛するが、
エレーナは迷惑そうに「やめてよ」
と出ていく。

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一人になったワーニャは、十年前、
妹の生前に何度かエレーナに会った
時のことを思い出す。

どうしてあの時、恋をし、
結婚を申し込まなかったんだろう。

それは十分すぎるほどに、
ありえたことだったのに!
〔中略〕
俺はあいつの学問を誇りにし、
あいつによって生き、
呼吸していた。

あいつの書くもの、のたまう
言葉のすべてを、天才的だと
思っていた……。

それが今ではどうだ?

     


「おれは騙され、こけにされてた」
とわかってしまったと嘆くところへ、
一杯機嫌のアーストロフが近隣の没落地主
テレーギンを連れて登場し、彼にギターを
静かに弾かせながら、ワーニャに
エレーナのことを話す。

そこへソーニャが来て、二人の
飲みすぎをたしなめると、ワーニャは
「亡くなった母さんにそっくりだ」と
感激して姪の両手と顔にはげしく接吻し、
やがて「気分が悪い」と出ていく。

ソーニャは去ろうとするアーストロフを
引き止めて、教授やワーニャのことを
相談しようとするが、アーストロフは
話題をエレーナに移し、彼女は「誠実な
生き方」をしていないと批判する。

アーストロフは自分もワーニャと同じく
「人生に失望し、不平屋になってきて
います」「人間嫌いで……、ながらく、
誰も愛していません」などと言う。

ソーニャは彼の心を引き立てようと、
先生は「私の知る限りで、一番美しく
立派な方です」と言い、手を握って
「もう飲まない」と約束させる。

去り際に、ソーニャが「もしも、私に
友達か、妹がいて、その人が仮に先生を
好きだとしたら……」と鎌をかけてみるが、
彼は「どうもしないでしょうな」と
素気なく去る。

それでもソーニャは「幸せな気分」を
感じる。

ほら、この空気の中に、
あの方を感じるわ……。

妹にかこつけた話は、分かって
もらえなかったけど……。

(両手を握りあわせ揉みしだいて)
ああ、美人でないって、なんて
つらいことなんだろう!

     


そこへエレーナが現れ、「お近づきの
乾杯をしない?」と言い、二人で飲む。

教授と結婚したのは欲得ずくだと
思っているかもしれないが、
そうではないとエレーナは言う。

わたしは恋をして結婚したの。

わたしがあの人に夢中になったのは、
学問のある、有名な人だったから……。

その愛は本物じゃなく、作り物だった。

でもその時の私は本物だと思ったの。

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「あなた、お幸せ?」というソーニャの
問いには「いいえ」と答える。

「わたしの方は、つまらない、端役が
似合いの人間よ」と興奮して歩きまわり
「この世にわたしの幸せは、ないんだ」
と嘆くと、ソーニャは「わたしは、
とても、幸せ」と笑う。

エレーナがピアノが弾きたくなったから
「弾いて、泣こう」と言いだし、
ソーニャがその許しを求めに教授の
ところへ行くが、返答は「だめ」。

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【第三幕】

昼時の客間でワーニャとエレーナと
ソーニャが会話し、また言い寄ろうと
して振られたワーニャが出て行く。

ソーニャはエレーナに、6年も前から
アーストロフを愛しながら見向きも
されない、という悩みを打ち明ける。

エレーナは自分が彼の気持ちを
聞きだして、答えが「No」ならもう
ここへ来ないように言っていいかと
尋ねる。

うなずいたソーニャが「本当のことを
全部、話して下さる?」と訊くと、

もちろんよ。

真実は、たとえそれがどんなでも、
不明のままよりはいいと、
わたしは思ってる。

👉エレーナのこのセリフは映画
『ドライブ・マイ・カー』の主題
ともいえる、重要な思想を
言い表しています。

「真実」をあえて「不明のまま」に
していた主人公(西島秀俊)がそれを
受け入れるに至る変転に『ワーニャ
伯父さん』の制作過程が大きく
関与するわけですね。

詳しくはこちらで。

ドライブマイカーあらすじ⦅原作との違いを考察⦆ラストはなぜ韓国?

        


また少し飛躍するようですが、
夏目漱石『こころ』の先生は、
その妻に「真実」を知らせるか
「不明のまま」にしておくかの
どちらが「幸福」かの選択判断に
おいて後者を取ったといえます。

興味ある方はこちらで。

こころのあらすじ【上中下】を簡単に/&詳しく掘り下げて解説します

            

ソーニャが出ていくと、彼女の
(おそらくはかなわぬ)恋について
考えながら、「おや、どうやら
わたし自身も少し魅(ひ)かれてる
みたい」と気づく。


アーストロフが前日エレーナに見せて
ほしいと言われていた図面を持参して
楽しげに長々と説明する。

やがてエレーナが彼にソーニャと約束
していた質問をし、「No」という答えを
受けて、もうこの家に来ないように
と告げる。

アーストロフはエレーナを脅すように
「あなたは──ずるい人だ」「可愛い顔を
した肉食獣」で「生け贄(にえ)が必要
なんだ」などと言いつのり、もう
来ないから、外で会おうと強引に
抱き寄せて接吻する。

 
  (画像引用元:Theatre Mania:Uncle Vanya)


この場面を目撃したワーニャが
バラの花束を持って入って来ると、
エレーナは、自分たち夫婦が今日中に
家を出られるようにしてくれと頼む。

そこへ教授、ソーニャ、マリーナらが
入って来、老母マリーヤも呼び出した
教授は全員に向けて提案する。
──この領地を売り払い、代金を
有価証券に換えて、余った金額で
フィンランドに別荘を買うと。

耳を疑ったワーニャが猛然と抗議。
──この領地は亡父が妹(ヴェーラ)の
嫁入り支度として買ったもので、
所有者はその遺子、ソーニャだ。

しかも不足金額は自分が相続放棄する
ことで補い、かつその後十年、「牛の
ように働いて」借金を完済した…と。


激昂するワーニャに周囲は手を焼き、
教授は、自分のものだと言うんなら
「勝手に取れ」と言い、エレーナも
「今すぐ、この地獄から出ていくわ!」
と叫ぶ。

「人生は破滅した!」とワーニャ。

おれは才能のある、頭のいい、
勇敢な男で……、もし順調に来たら、
ショーペンハウエルにも、
ドストエフスキーにも、
なれたんだ……。


いや、何か馬鹿なことを言ってるぞ!

気がふれるところかな……。

母さん、おれはもう駄目です。


「今に思い知ることがあるぞ」
と教授に言い捨てて出ていく。


「人間の屑だ!」と吐き捨てた教授も、
ソーニャのとりなしで気を取り直し、
「話し合ってみよう」とワーニャを
追って夫婦で出ていく。

銃声とエレーナの悲鳴(叫び)

   

ピストルを取り上げようとする
エレーナともみ合いながら出てきた
ワーニャがもう一度、教授に発砲。

が、これもはずれ、「どうにでもなり
やがれ」とピストルを床に打ちつけ、
椅子に倒れ込む。

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【第四幕】

夕暮れ。事務室を兼ねたワーニャの部屋。

マリーナの問いに答えてテレーギンは
教授が提案を撤回して、妻とともに
ハリコフへ移住すると決めたこと、
例のピストルは自分が穴蔵へ隠した
ことなどを話す。

そこへワーニャとアーストロフが
言い争いながら入って来て、
マリーナとテレーギンを追い払う。

帰宅前のアーストロフは薬箱から
モルヒネの瓶が消えているのに気づき、
ワーニャに返すよう迫っているのだが、
ワーニャは頑強に否認。

2発撃ってしくじった自分のドジさを
自嘲して「どうやら皆して、おれの
ことを狂人と決めたな」と言いだし、
おまえら「正常」なやつらは夫を
裏切ったりしてると決めつける。

「おれはちゃんと見たぞ、あんたが
彼女を抱いていたのをな!」という
ワーニャの追及にアーストロフは
「さよう、抱かせていただきましたな。
君にはお気の毒でしたが」とあざける。

地球全体が狂ってるんだと言いだした
ワーニャに、アーストロフは、

ばかばかしい!

君が狂人なもんか、ただの変人だ。

道化役さ。

まあ、おれも昔は、変人というのは
病人で、正常じゃない、
と思ってたがね。

今じゃ考えを改めた──
人間の正常な状態とは、すなわち
変人たることなり、だ。

したがって君も完全に正常だよ。

👉この発想──「狂人/変人」と
「正常人」との逆転──から魯迅の
『狂人日記』(1918)を連想される人
あるかもしれませんが、魯迅自身は
その発想源は日本留学中に愛読した
夏目漱石の『吾輩は猫である』(1905
-06)だったと述懐しています。

チェーホフの意識にこの両作品は
もちろんなく、あったとすれば
ゴーゴリの『狂人日記』(1831)が
考えられます。

魯迅と漱石に関しては、こちらも
ご参照ください。

故郷(魯迅)のあらすじと主題【簡単/詳しくの2段階で】

吾輩は猫である(夏目漱石)のあらすじを簡単に【&詳しく最後まで】

         


ワーニャは「恥ずかしい!」「おれは
どうすればいいんだ」と問いかける。

おれは四十七だ、仮りに
六十まで生きるとしたら、
あと十三年残ってる。

長い……。

どうやって十三年も暮らすんだ。
〔中略〕
なあ、この残りの人生を、なんとか
新たに生き直すことは出来ない
だろうか……。

或る晴れた静かな朝、目をさまして、
おれは人生を新しく始める、過去は
すべて忘れられ、煙のように消えた、
と感じることができたら……。


泣き出したワーニャをアーストロフは
「いいかげんにしろ!」と叱りつけ、
自殺なら森でやれ、盗んだモルヒネを
返せと迫る。

そこへソーニャが入ってきて、自分も
「同じくらい不幸せ」だが「やけに
なったりはしないわ」「大好きな、
あたしの大切なおじさん、返して!」
と泣きながら説得。

ワーニャは机の中から小瓶を取り出し、
アーストロフに渡す。

      


エレーナが来て、教授がワーニャに
話があると言っているので来てほしい
と告げ、ワーニャとソーニャが出ていく。

アーストロフはエレーナに、ここに
一人でとどまるよう説得を試みるが、
彼女は拒否するも、もう会わないから
本当のことを言うと「私すこーしあなたに
惹かれてましたの」と告白。

男は女の頬に接吻し、女も激しく
彼を抱きしめるが、すぐ離れる。

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教授とワーニャ母子、ソーニャらが
入ってきて勢ぞろいとなり、土地の
売却は取りやめ、屋敷での暮らしは
「万事これまで通りだ」と教授が宣言。

教授夫妻はハリコフへと去り、
アーストロフも、「今度はいつ?」の
ソーニャの問いに「来年夏」になる
だろうと答えて去る。

ソーニャはたまっていた仕事に取りかかり、
ワーニャは彼女の髪を撫でながら、
自分が「どんなに苦しいか、お前にわかる
だろうか!」と問いかける。

ソーニャは言う。

仕方がないわ、生きていく
ほかないもの!

ね、ワーニャおじさん、
生きていきましょう。

長いながい日々の連なりを、
果てしない夜ごと夜ごとを、
あたしたちは生きのび、運命が
与える試練に耐えて、今も、
年老いてからも、休むことなく他の
人たちのために働き続けましょう。


      


そして寿命が来てあの世へ行って、
神様に「私たちは苦しみました、
泣きました、ほんとにつろうござい
ました」と申し上げれば、
「神様はきっと憐(あわ)れんで
くださるわ」と諭す。

そしてね、大好きなおじさん、
あたしたちはきっと、明るい、
素敵な、美しい生活を送ことが
できるでしょう。

喜んで、今の不幸を、ああ、よく
やったと微笑をもって思い返して……、
そしてゆっくり休めるでしょうよ。

あたし、そう信じてるの。


ソーニャはワーニャの前にひざまずき、
頭を彼の両手にのせて疲れた声で言う。
「あたしたち、ゆっくり休みましょうね」

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泣いたゴーリキー、ラフマニノフ…

さて、いかがでしょうか?

チェーホフを師として慕った新進作家
マクシム・ゴーリキーはこの劇を
見て「女のように泣いた」と書いて
います。

またやはりチェーホフと親交のあった
作曲家セルゲイ・ラフマニノフは、
ラストのソーニャのセリフに作曲した
「私たち一息つけるわ」という歌曲を
残しています(歌曲集Op.26,1906年)。

こちらでお聴きになれます。



まとめ

さて、これでもうバッチリですよね。

『ワーニャ伯父さん』に関するかぎり、
ストーリーも名セリフも、あらかたの
情報は入って来ましたよね。

誰かさんにちょいと知ったかぶりを
してやろうとか、あるいは感想文や
レポートを書こうかという場合も
これでもうノープロブレム。
👉作者のアントン・チェーホフについて
もっと知りたくなった人は、こちらでも
情報提供していますので、
ぜひご覧ください。

チェーホフ かもめのあらすじを短く//太宰の斜陽に取り込まれた?

    


チェーホフのコントに笑い泣き…ハゲの上司とマジメすぎる部下の悲劇

      


👉村上春樹さんについては、上記の
『ドライブ・マイ・カー』のほか
下記の作品についても情報提供して
いますので、ぜひご参照ください。

沈黙(村上春樹)のあらすじ 簡単/詳しくの2段階で解説

村上春樹 鏡のあらすじと解説//”影”(もう一人の自分)への愛憎…

      

👉また、ついでにと言っては恐縮
ですが、映画『ドライブ・マイ・カー』
主演の西島秀俊さんのつながりでは、
やはり小説の映画化である
『クリーピー』についても
情報提供しています。

こちらもどうぞ。

クリーピー 原作と映画の違いは?6つの疑問を解明【ネタバレあり】

        


ん? 感想文が書けそうな気がして
きたけど、具体的にどう進めて
いいかわからない( ̄ヘ ̄)?

そういう人は、ぜひこちらを
ご覧くださいね。
👉当ブログでは、日本と世界の
文学や映画の作品について
「あらすじ」や「感想文」関連の
お助け記事を量産しています。

参考になるものもあると思いますので、
こちらのリストからお探しください。

「あらすじ」記事一覧

≪感想文の書き方≫具体例一覧


ともかく頑張ってやりぬきましょー~~(^O^)/

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